2019/09/22
平井のブログ第2号はスペイサイドからバルヴェニー蒸留所をご紹介します!
バルヴェニー蒸留所はスパイ川の下の方にあるダフタウン地区にあり、1892年創業。
グレンフィディックと隣接している姉妹蒸留所でウィリアム&グラント・サンズ社が所有しています。
バルヴェニーはケルト語で「山の麓の集落」の意味。近くに歴史に数多くの逸話を遺すバルヴェニー城があることが由来です。
そんなグレンフィディックと姉妹関係にあるバルヴェニーですがまったく違うタイプの仕上がりになっています。
仕込み水はグレンフィディックがロビーデューの泉なのに対し、バルヴェニーはコンバル丘陵の数十の泉から湧き出る泉を使っています。両者とも軟水ですがロビーデューの泉と比べると若干硬度が高いそうです。
大麦に関しては全体の15%はバルヴェニー城の奥にある畑で自家栽培したものを使っており、今でも伝統的なフロアモルティングを行なっています。
ピートと無煙炭の2つを使い乾燥麦芽を作っています。
発酵時間は72時間と長めでダクラスファー材の発酵槽で行っており、これによりフルーティーでクリーンな酒質を作っています。
続いて蒸留ですが、バルヴェニー蒸留所の特徴の1つとも言えるのが蒸留器!
使ってるポットスチルは初留器5基、再留器6基でやや大きめのサイズとなっておりますが、全て「バルヴェニーボール型」と呼ばれる長めのネックにボールのような球状がくっついた独特な形をしています。
グレンフィディックは直火焚きですが、バルヴェニーは間接加熱でゆっくり優しく蒸留しております。この違いがバルヴェニー特有のハチミツのような味わいやオリジナリティーを生んでいると言っても過言ではありません!!
熟成樽は主にバーボン樽ですが、シェリー樽、ポートワイン樽、カリビアンラム樽など様々な樽で熟成しています。
他の蒸留所が隣接していても全く異なるタイプのウイスキーを作っているバルヴェニー蒸留所。是非当店でもお召し上がり下さい!