スコッチモルトウイスキー解説評価 ブレアアソール蒸留所 / 吉祥寺 Vision

ブレアアソール

 

ブレアアソールの地理

生産国:スコットランド
地域:ハイランド

 

ブレアアソール蒸留所データと蒸留設備

所有者:ディアジオ社
設立年:1798年
年間生産能力:280万リットル
仕込水:オルトダワー
糖化槽:8.2トン
発酵槽:ステンレス6基
蒸留器:初留2基、再留2基
熟成庫:

 

ブレアアソールの解説

ブレアアソール蒸留所は1798年創業の比較的古い蒸留所です。
しかし、有名になったのは1933年にベル社が買収してからのことで、ブレンデッドウイスキーのベルに使用されています。ベルは1970年代にスコットランド市場でナンバーワンになり、英国マーケットでも80年代にナンバーワンになっていることから、非常に重要な蒸留所として機能しています。
ブレアアソールの仕込みはワンバッチ8.2トンで、マッシュタンはセミロイタータン、発酵槽はステンレス製が6基。蒸留器はストレートヘッド型で初留再留ともに2基ずつ。年間生産量は280万リットルで、そのほとんど、約99%がブレンデッドウイスキーの原酒として使用されています。
製造上の特徴は、多くの蒸留所はクリーンでエステリーな風味を求めて清澄麦汁を取るのに対して、ブレアアソールはあえて濁った麦汁を取っています。これはベルの原酒としてナッティでモルティなフレーバーが求められたからという理由だそうです。
また発酵も46時間と104時間の2種類を作り分けていて、多種多様なブレンデッド用の原酒を作る形になっています。

 

ブレアアソールのラインナップ

ブレアアソール 2011 9年 トリックスター

ブレアアソール 2011 9年 トリックスター

日本のウイスキー輸入会社、ラダーからリリースされてたボトルです。
ブレアアソールはボトラーズ用にはシェリー樽熟成をリリースすることがあり、こちらも非常に濃厚なシェリー樽熟成となっています。

 

スコッチモルトウイスキーソサエティ

スコッチモルトウイスキーソサエティ 68.17 Rusty Oranges

リチャーされたバーボン樽で熟成されたソサエティのボトル。
焦がした樽の木の風味が香ばしいのですが、熟成年数が若く、パワフルさもある面白いボトルです。

ブレアアソールの年表

1798年 ジョン・スチュワートとロバート・ロバートソンがブレアソールの前身となるオルドア蒸留所を創業。蒸留所の名前は近接するオルトドア川から付けられた。
1825年 ジョン・ロバートソンが蒸留所を拡張、名前をブレアアソールに変更
1826年 アソール公爵がアレキサンダー・コナチャー社に蒸留所を貸与
1860年 エリザベス・コナチャーが蒸留所を経営する
1882年 ダフタウン蒸留所を創業したエジンバラのピーター・マッケンジー社がブレアアソールを買収、拡張する
1932年 蒸留所閉鎖
1933年 アーサー・ベル社がピーター・マッケンジー社を買収
1949年 蒸留再開
1973年 蒸留器を2基から4基に増設
1985年 ギネスグループがアーサー・ベル社を買収
1987年 ビジターセンターをオープン
2003年 1975年蒸留27年カスクストレングスをディアジオレアモルトシリーズで発売
2010年 蒸留所限定のノンエージを発売、1995年蒸留シングルカスクを発売
2016年 蒸留所限定のノンエージを発売
2017年 スペシャルリリースの一部として23年熟成を発売

 

Wataru Kobayashi  小林渉

Vision  Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map  武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
Facebook
Instagram

Related articles

Back to Top