2022/12/23
今回は「8」に拘ったウイスキーを2本ご紹介致します。
スコットランドのボトラーズ(独立瓶詰め業者)であるグローバルウイスキー社が出しているシリーズの1つ、コンセプト8(コンセプトエイト)シリーズです。
こちらは名前、ラベル、そして熟成年数にも8という数字が使われている、8づくしのものになっています。
なぜ「8」という数字が選ばれたのかというと、8がアジア圏では縁起のいい数字とされてるんだそうです。
日本でも八という漢字が末広がりで幸運の数字として知られていますね。
この縁起の良い数字にあやかり、名付けられ熟成年数も決まったそうです。
Dailuaine 8y Consept 8
ダルユーイン 8年 コンセプト8
画像右の白色のラベルが、グローバルウイスキー社がコンセプト8として3本目にリリースしたボトルです。
中身はスペイサイド地方のスペイ川そばにある、ダルユーイン蒸留所のウイスキーです。
初めて名前を聞いた人もいるかもしれませんが、ジョニーウォーカーの原酒に使われているため、知らなかったけど実は飲んだことがあるということが多い蒸留所のひとつです。
香りは最初洋梨のような爽やかさがあり、時間が経つと甘さが強くなります。
口当たりはなめらかで最初はフルーティーな甘さが広がり、徐々にビターな味わいに変化していきます。
Teaninich 8y Consept 8
ティーニニック 8年 コンセプト8
画像左の黒色のラベルはコンセプト4本目のリリース、北ハイランド地方にあるティーニニック蒸留所です。
密造酒時代に創業が始まり、今では年間生産量1020万リットル、スコットランドでも上位に入る大規模な蒸留所になっています。*2022年12月現在
こちらは、香りがより、甘くお菓子やキャラメルのような印象。
口当たりはスムースで砂糖を煮詰めたお菓子のような甘さがしっかりきてから、軽やかでビターなフィニッシュになっていきます。
コンセプト8シリーズは加水タイプで、2本ともに40.8度。
ここにも8が出てきましたね。
度数が高すぎないことで、味わいの変化がわかりやすいウイスキーになっています。
ぜひ飲み比べをして頂いて、蒸留所の違いを楽しんでみてください。
Ren Gouto 合戸蓮
Faiground Bar&Wine shop 下北沢
03-6407-9662
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2024年4月14日
WHISKY BAR Fairground Scotch whisky
クレイゲラキ蒸留所 2010 12y カーンモア ストリクトリーリミテッド / 下北沢 Fairground
2024年4月12日
WHISKY BAR Fairground Scotch whisky
グレンモーレンジィ蒸留所 バレルセレクト カルヴァドスカスクで仕上げたウイスキー / 下北沢 Fairground