2024/02/03
ボトルにも表示があるように、バニラのような甘い香りがしつつも、きりっと爽やかな味わいのグレンモーレンジィ ザオリジナル。
その独特な風味を生み出している要素を伝統的な歴史から辿っていきます。
始まりは、北ハイランドにて1843年ウィリアム・マセソン氏による創業です。
当時、資金不足のため、中古のジン用ポットスチルを使い始めたのが現在の滑らかな風味を生み出す要素のひとつ。
そのポットスチルの高さは、なんと高さ5.14mもあります。
また、ウイスキーの蒸溜に軟水を使うことが多い中、ミネラルを豊富に含んだターロギーの泉の硬水とを使用することにより特徴的なクリーミーな風味を生み出しています。
拘りはウイスキー造りに欠かせない水だけではありません。
樽にも拘りがあります。
ゲール語で「大いなる静寂の谷間」という意味があるグレンモーレンジ蒸溜所ですが、「樽のパイオニア」とも言われています。
その拘りは、ホワイトオーク樽を2年間天日干しにし自ら手作業で製作するほど。
出来上がった樽を、バーボン樽として使用させた後、熟成に使用します。
ただし同じ樽を熟成に使うのは2回のみとのこと。フレーバーが出やすい状態のものを使うことでより、特徴であるクリーミーな風味を生み出しているとか。
以上のポットスチル、硬水、樽の拘りにより造られているウイスキーです。
ぜひストレートで甘い香り、爽やかさを感じていただければと思います。
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