2019/12/01
平井のブログ第12弾はキルホーマン蒸留所です!おっと!今日からちょうど12月が初まりますね!!2019年もあと1カ月!!
さて!そんなことはさておき、キルホーマン 蒸留所はアイラ島唯一内陸に位置する蒸留所で、西側に位置しており、マックリー湾の近くにあります。初蒸留は2005年12月14日と中々若い蒸留所です。
広大な農場と併設されており、自社で作り、フロアモルティングを行った麦芽とポートエレン製麦工場で作られた50ppmの麦芽を使用しております。
生産量は年間10万リットル。全てを自社の麦芽でまかなうのはまだ先の事かとおもいます。
しかし、毎年「キルホーマン 100%アイラ」という全て自社製作のボトルも販売しております。
続いて製造ですが、使用するピートは地元アイラ産、乾燥はピートの焚きつけが7~8時間、その後35時間は熱風にて行われています。
糖化槽、発酵槽、スチルに至るまですべてフォーサイス社製のものに統一されており、マッシュタンのサイズは1.2トン、仕込みは週に5回おこなわれています。
糖化槽はセミロイタータン製で一度に抽出される麦汁の量は約6,000リットル。
これに15kgのマウリ製のイースト菌を加えて醗酵させているのです!醗酵槽は全てステンレス製で創業当時は2基でしたが現在は計6基に増設されました!ポットスチルは初溜・再溜の計2基です。
そして、ここで1つ特徴なのですが、キルホーマンはアイラ島にある他の蒸溜所よりもミドルカットの時間を短縮し、テールの部分をカットしています。こうすることにより、原酒の熟成スピードを上げることができるそうです。
熟成に使用する樽は、ほぼバッファロートレースのフレッシュバーボンカスク。その他にもオロロソシェリーのスパニッシュなども使っています。
ただ今当店には先程言った100%アイラ、そして最もスタンダードなマキヤーベイ。こちらは3~5年熟成した原酒をバランス良くヴァッティングし作られたボトルです。(ちなみにマキヤーベイとはキルホーマン蒸溜所から800mほど距離に位置するアイラ島で最も美しいといわれるビーチの呼び名です)
さらにオロロソシェリー樽のサナイグがございます!是非召し上がってみてください!