2019/12/24
当店、吉祥寺 Vision は、 Scotch Malt Whisky Society(スコッチモルトウィスキーソサエティ、通称SMWS)のオフィシャルパートナーバーです。
蒸留所名が書かれていない緑色のボトルで、ちょっぴり手が出しづらい雰囲気のある SMWS ですが、どのようなボトラーズなのか、どういう魅力があるのか、5つにわけて徹底的にご紹介したいと思います。
Scotch Malt Whisky Society(以下、SMWS)は、1983年に設立。
樽を購入し、仲間内でシェアするウイスキー好きの集まりからスタートし、シェアする会員を募って運営している会員製のボトラーズです。
もともとは、1970年代後半に、SMWSの創業者のピップ・ヒルズ氏がグレンファークラスの樽を1樽購入、仲間内でシェアしたことからスタートしています。
実はウイスキーがシングルモルト、シングルカスクで飲まれるようになったのは、1987年以降とされており、約10年も前からシングルカスクで飲むことを目的に樽を購入したというのは非常に珍しいというか、時代の最先端を行っていたと言ってもいいでしょう。
その後、1983年に正式に組織化し、会員を募り、現在は世界中に20の支部と26000人以上の会員がいます。
SMWSのポリシーは、
「カスクストレングス(樽出しで加水調整しない)」
「ノンチルフィルタリング(冷却濾過しない)」
「ノンカラメル(着色しない)」
をポリシーに、高品質な樽を厳選して最適なタイミングでリリースしています。
スコッチが中心ですが、最近はインドや台湾のウイスキーもリリース、他にはラムやブランデー、ジンなども手掛けています。
また、SMWSは、蒸留所名をボトルに表示しないというこだわりがあります。
これは、蒸留所名を知ってしまうことで先入観を持ってウイスキーを味わうと、本来持っているそのウイスキーの味わいが感じ取れなくなってしまうということから、あえて蒸留所名をわからないようにしています。
蒸留所名を書かないのがポリシーのSMWS、そのラベルデザインは非常に特徴的です。
蒸留所の代わりに番号が書かれていて、会員になるとその番号とどの蒸留所かの対比表がもらえます。
ただ、現代ではネット社会なのでだいたいググると出てきてしまします。
SMWSは最近ラベル変更が行われ、フレーバープロファイルと言われる12種類の色に分類される事になりました。
その結果、ラベルに表示されている色を見ると、なんとなくそのボトルがどういう味わいかの指標が分かるようになりました。
テイスティングパネルと言われる人たちにより、リリース判定会議が行われます。
その際に重視されるのが「品質」です。
たとえ、会社的に商品をリリースしないといけないだろうというようなタイミングでも、品質的に納得いかなければリリースしません。
また、リリースをするタイミングで、ボトルに記載する題名とテイスティングコメントを考えます。
SMWSのボトルには大変印象的な題名が書かれていますが、それはこのタイミングで決められます。
1回のテイスティングで20品目以上テイスティングするそうです。
物によっては大変詩的なものもあったり、味を直接表現するものもあったりするのですが、それはそのメンバー次第だったり、その時の酔い方次第だったりするのかも知れません。
さて、そんなスコッチモルトウィスキーソサエティ、当店は130種類くらいあります。
ぜひいろいろお楽しみください。
Wataru Kobayashi 小林渉
Vision Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map 武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
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