2009/05/09
久々にNEWボトルを入荷しました!!
それがコレ。
『スプリングバンクBBR 1993 15y』
スプリングバンク蒸溜所は、スコットランド西岸のキンタイア半島先端のキャンベルタウンという小さな町にあります。1828年、レイド家によって創業されましたが、1837年にはミッチェル家に買収されました。その後、現在までミッチェル一族が経営を続けており、スコットランドでは数少ない独立資本の蒸溜所のひとつとなっております。
キャンベルタウンがウィスキーの街として栄えたのは、100年以上も前のことです。ここは小さな漁港の街ですが、最盛期には30以上もの蒸溜所がひしめき合い、世界的なウィスキーの中心地でありました。今日ではわずかに2つの蒸溜所しか残っておりませんが、そのうちの1つがスプリングバンク蒸留所なのです。厳しい時代を生き抜いてきたことは、クォリティの高いウィスキーを造り続けてきたことの証しでもあり、彼らはそのことに強い誇りを持っております。
また創業以来、スプリングバンクが一貫して守り続けてきたこだわりの製法があります。それは、全ての麦芽は100%自家製麦(フロアモルティング)を行い、初溜釜は石炭での直焚きをするというものです。その製法が、スプリングバンクの比類ない個性を生み出しているのです。なお自社でボトリングまでして、最終工程までの全ての管理を蒸溜所内で行なっているのは、スコットランドではスプリングバンク蒸溜所だけです。
そんなスプリングバンクを17世紀から続くロンドンの老舗酒商BBR(ベリーブラザーズ&ラッド)社が100年以上前に使っていた伝統のあるラベルでボトリング。なおかつ日本市場限定です!かつてはシャトー・ムートン・ロートシルトなどのワインもこのラベルでリリースされておりました。
BBRは18世紀キングジョージ3世の時代から現在までロイヤルファミリーにワインを供給している名門中の名門で、2つのロイヤルワラントを授かっています。
どうですか?
食事をしながらワインを飲んだ後に、たまにはモルトで締めてみては?
お待ちしてます!!