今月のラフロイグは、さていかに・・・/八嶋

2008/05/23

in: Vision
visionの八嶋です。ザスコッチモルトウィスキーソサエティ(SMWS)は、
1983年にエディンバラの古い港町リースで設立されました。
始まりは、ピップ・ヒルズ氏が数人の仲間とシンジケートを組み、スペイサイドの
蒸留所(No.1)から樽を購入し、分け合った事からでした。
そのウイスキーの味わいは素晴らしく、仲間がまた仲間を呼び、シンジケートは
またたく間に発展しソサエティを形成するまでに至ったのです。
SMWS設立の趣旨は、世界で最も素晴らしいスピリッツであるウイスキーを愛し、
仲間同士で分かち合い、認識を深め、味わい、そして楽しむ事にあります。

そして、ボトラーズのダグラスレイン社は、1949年にグラスゴーで創業。
グラスゴーやロンドンの上流階級で人気のあったブレンデッドスコッチ
「キングオブスコッツ」の販売権を獲得して以来スコッチウイスキーのブレンドと
輸出を手がけるようになりました。世界各地のマーケットに応じて
ブレンデッドウイスキーを開発する、従来のウイスキー業者に見られない
フレキシブルな経営姿勢が各国のエージェントから高く評価されているんです。
1998年からは、シングルモルトのインディペンデントボトラーとして、
オールドモルトカスク(OMC)シリーズを展開し、アルコール度数を50%に調整した
無添加・無着色・ノンチルフィルターの多彩な蒸留所のモルトをボトリングしています。

この2つのボトラーズからリリースされたラフロイグがこちら・・

yashima080524

ラフロイグ 1991 16年 SMWS
29.62番目のリリース。57.0%のカスクストレングスで、430本のボトリング。
ソサエティコメントは、「危険な温かみ!! 」です。
「Texaの島に面しているこの蒸留所は、1820年代にドナルド・ジョンストンが創業した。
彼は沸騰したエールの大桶に落ちて死んだ。ノーズは炭、塩水、
塩漬けのローストポークのパリパリに焼いた皮。 フルストレングスでは味は濃い。
辛く、塩気があり、灰、焦げたシロップっぽい魚。加水するとノーズはヒースや
薄めたカラメル(ベイリーズ アイリッシュクリーム). 加水するとテイストは
港のような感じ、ディーゼル、漁船やエンジンの煙。フルストレングスでの
このシェリーとスモークの変わった組み合わせは危険なほど温かみがある。
ピートフリークはとても気に入るはず! 」ですって。

ラフロイグ 1989 14年 オールドモルトカスク
創業者のダグラス・レイン氏の亡き後、現在はスチュワートとフレッドの兄弟で
会社を運営し、品質から倉庫での瓶詰、梱包まで全てを独自のスタイルで管理し
確かな品質のウィスキーを提供しています。

これでvision のオールドモルトカスクが5本目です。全部ラフロイグでね。
一気に飲み比べしてみましょかね!?ソサエティとあわせてね。。
今夜もvisionにて、お待ちしております。

ATCF Ltd. official web site はコチラ

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