愛、永遠に/加藤

今回はホテル時代のお客様の中でも、憧れてしまう方々の話しをば。

前職場はホテルバーの性格上、とてもお客様の年齢層が高く、一般に老年層と
呼ばれる世代の御夫婦も多くいらっしゃって頂いておりました。
その年代で、御夫婦二人揃ってお出かけになる方々は、皆さん一様に仲が良く、
本当に「仲睦まじい」と言う言葉がピッタリな方々ばかり。
熟年離婚が取り沙汰される昨今の風潮も何処吹く風で、お相手させて頂いているこちらが、
ついつい憧れてしまうくらい、自然な愛情表現をなさるのです。
特に何がと言う事は無いのですが、一つ一つの言動や立ち居振る舞い、たたずまい等々、
全てにおいて愛が満ち溢れているのです。

もはやあれは愛情表現などと言う、小さな枠の言葉で片付けられない、
慈愛としてのオーラを放つ、お二人にとっては極自然な行動なのかもしれませんね。
ただ二人で歳を重ねるだけでは、到達出来ない領域。どうしたらあの様になれるのか。
ほとほと見当もつかない。そんな事をしみじみと考えてしまう、結婚初心者の執事でした。

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