2022/12/06
ビールの歴史において、独自の文化を作ってきたベルギービール。
今回は遊びゴコロあふれるネーミングの銘柄をご紹介いたします。
9.0% ゴールデンエール
ストロング・ゴールデンエールと呼ばれる、ハイアルコールの力強いボディに、それを感じさせない華やかな香りが特徴のスタイル。
醸造所は1906年に設立されたベルギー有数の巨大醸造所、ヒューグ醸造所でデリリウムの他にもメジャーブランドを多数生産しています。
フルーティーなほのかな甘味から、後からくるアルコールの辛味のバランスがとれた、深く濃厚な味わい。
幸せのシンボルとされているピンクの象のラベルが目を惹く「デリリウム トレメンス」は、オランダ語で『アルコール中毒による幻覚症状』という意味。
これを飲むと、幸せの象徴である象からクロコダイル、ドラゴン、鳥の順番で幻覚が現れるという意味が込められています。
9.5% ゴールデンエール
原産地の異なる3種の最高級ホップ、サーズ・ストライアンゴールディング・シトラを使っているベルジャンIPA。
ドライホッピングにより、苦味が効いた味わいと豊かな香りが特徴のビールです。
もともとはスタッフの為に造られた試作品でしたが、その出来があまりに素晴らしかったので毎年醸造することに。
毎年異なる配合で、改良を重ねながら醸造されるようになりました。
グレープフルーツのような柑橘フレーバーに、フルーティーなアロマ。
フレッシュな酸味・甘味・苦味とのバランスが素晴らしいのです。
後味の心地いい苦味も最高です!
8.8% ベルジャンエール
ヒューガルデンシリーズの中でも特徴的なラベルが目を惹く、禁断の果実。
アダムとイブの絵画をモチーフに、ビールやホップをあしらったデザインが印象的な1本。
濃い褐色の色合いに、熟したリンゴやバナナのフルーティーな香り。
熟成感と渋みを感じる味わいは、甘みを感じる濃厚な仕上がりで、ふくよかでフルーティー。
オレンジピールやコリアンダーといったスパイスがバランスよくまとまった、まさに”禁断の果実”を思わせる味わいです。
“ヒューガルデン グランクリュ”同様、瓶詰め時に酵母と少量のシュガーを加えた瓶内発酵タイプのスペシャルビール。上質な赤ワインのような味わいは肉料理やチーズとの相性も抜群です。
8.5% ゴールデンエール
デリリウムと同じヒューグ醸造所で作られるゴールデンエール。
目を惹く赤いラベルには、インパクトのある断頭台(ギロチン)が描かれています。
高アルコールで飲みやすいビールには、悪魔(デュベル)や白昼夢(トレメンス)など、類する名前がつけられているのも面白いところ。
香りはフルーティーで甘みを感じられるものの、あとからボリュームのあるしっかりとした味わいと、柑橘系の苦みが楽しめる1杯です。
8.0% ストロングエール
あまりの人気に市販されるようになった、ベルギービールの逸品!
香ばしいアロマとコクのある飲み口が特徴的。
干しぶどうやカラメルのような甘いアロマが最高。
喉越しはスムースですが、フィニッシュがとても長くモルトの味わいを思う存分楽しめます!
ハイアルコールなのに飲みすぎてしまうので要注意。
悪魔のラベルも最高な、濃厚でコクのある一本です。
Yasutaka Higaki 桧垣泰隆
目黒リパブリック Burger & Beer 目黒
03-3441-6181
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