2020/01/05
明けましておめでとうございます!2020年も宜しくお願い致します。ということで、平井のブログ第17弾はブナハーブン 蒸留所をご紹介致します。
ブナハーブン 蒸留所はスコットランドのアイラ島にあり、ゲール語で「河口」の意。蒸溜所は人里離れた入り江に建てられています。ブナハーブン は他のアイラモルトと比べると2ppmというとても少ないフェノール値なのが特徴だと思います。その飲みやすい味わいから「最も飲みやすいアイラモルトウイスキー」と呼ばれているのです。
さらに、アメリカでも大変人気のウイスキーで、ブッシュ大統領の時代にホワイトハウスで行われたパーティーには必ずブナハーブンが提供されていたといいます。これはブナハーブンのラベルにある”Westering Home”(西の故郷へ)という言葉がレーガン元大統領への賛辞として使われたからです。
しかし”Westering Home”の本来の理由は漁業が盛んなアイラ島の水夫達が漁へ出て、西に見えるアイラ島やジュラ島を目印にして帰った。という意味合いでラベルに記載されているようです。
ブナハーブン 蒸留所の創業年数は1881年。しかし、実際に蒸留所が稼働したのは1883年だとされています。建設したのはグラスゴー出身のブレンダー、ウィリアム・ロバートソンです。
続いて製造ですが、麦芽は9割がノンピートのもの、1割がヘビリーピーテッドタイプのものが使われており、ピーテッドタイプはポートエレン製麦所からフェノール値35ppmのものを仕入れて使用しています。
仕込みや加水に使われる水はマーガデイル・スプリングの湧水を使用。島の土壌に含まれるピートの影響を受けないように水源から地下に埋設されたパイプで大切に運ばれており、これがまたブナハーブンの優しい味わいを守る為の鍵だと思います!
発酵槽はオレゴンパイン製のものが6基あります。ポットスチルは初溜2基、再溜2基の計4基あり、ストレートヘッド型になります。
熟成は9割がバーボン樽。その他1割にシェリー樽などが使用されています。
アイラ島の異端児とも言われたブナハーブン が繰り広げる優しい味わい。ピート尽くしな方もたまには飲んでみるのもいいかもしれません!