2023/07/11
世界最大のビールの祭典、オクトーバーフェストに代表されるビール大国、ドイツ。
今回はそんな古くから受け継がれた伝統の製法に、混じり気のないスッキリとした味わいが特徴のドイツビールをご紹介いたします。
5.3% ヴァイツェン
ミュンヘン北東に位置する”エルディンガー ヴァイスブロイ”は、白ビールに特化したビール造りをしています。
フラッグシップの ”Erdinger Weissbier Hefe” は、選りすぐった原材料を用いて醸造され、契約農家で栽培されたタンパク質の少ない品種の小麦や、世界最大規模のホップの産地、ミュンヘン北部のハラタウ地方で作られるホップが使用されています。
瓶詰め後二次発酵することにより酵母が残り、濁った仕上がりに。
炭酸ガスが強いため、泡立ちはキメ細やかでクリーミーな口当たり。
レモンのような酸味にバナナやクローヴのフルーティーな香り、酵母からくる心地よいエステル香とともに、切れ上がりの良いすっきりとした味わいです。
4.9% ピルスナー
北海に臨むドイツ北部沿岸、フリースラント地方の町イエヴァーで造られている一本。
1848年に設立され、ヨーロッパ各国で高い評価を得ており今やドイツ北部を代表するブルワリーとなりました。
シンボルであるお城がラベルに描かれており、とてもかわいらしい印象です!
スパイシーで力強いホップの風味と、爽やかなアロマが特徴的。
スッキリとした喉ごしで、ホップの苦味が軽やかに広がります。
どんなお料理にも合わせやすく、飲みやすくごくごくいけちゃいます!
4.8% シュヴァルツ
ドイツはバート・ケストリッツ村で、1543年に創業のケストリッツァー醸造所。
ドイツで最も歴史のある醸造所のひとつ。
伝統的な原料を使用し、上品で軽やかな味わいのビールを醸造しています。
詩人ゲーテがこよなく愛したビールとしても有名です。
シュヴァルツとは、ドイツ語で『黒』を意味する言葉。
黒ビールと聞くと、濃厚な味わいを想像する方も多いかと思いますが、意外にも苦みは弱くラガーのシャープでクリアな味わいを楽しむことができます。
良質のホップを使用し、クリーミーな泡とビターチョコを思わせるまろやかな苦味が特徴的。
すっきりとした香ばしい黒ビールをぜひ!
11.0% アイスボック
アイスボックは、ビールを凍結濃縮してアルコール度数を上げるアイスボック製法を用いて作られたハイアルコールビール。
およそ150年ほど前に、バイエルン王室が占有していたから小麦ビールの醸造権利を購入したシュナイダー社は、以来小麦を使用した様々なレシピを開発し、現在 TAP1 から TAP7 までのレギュラービールを製造しています。
TAP6 アヴェンティヌスをベースに凍結濃縮されたこちらのビールは、長期熟成にも耐え、マホガニー色でほぼ黒に近い色合いに。
イチヂクやレーズンの豊潤な香りにナツメグなどのスパイス、濃厚なモルトの甘みがより強く感じれられ濃厚な味わい。
熟したプラムの香りにバナナやクローヴの風味、力強いアロマとフレーバーがお楽しみいただけます。
5.1% ラオホ
ドイツ南部にある歴史の深いバンベルグに位置する、1678年から続くラオホビアの老舗、ヘラー醸造所。
煙を意味するラオホは、同地における伝統的な醸造方法で、燻したスモーキーな独特なアロマが特徴的なビールです。
3年間寝かせて乾かせたフランケン地方の森のブナを使い、1日以上かけて大麦麦芽を燻製。
少し癖はあるものの、ホップの苦みが少なく口当たりは滑らか、ローストした麦芽の甘みがお楽しみいただけます。
目黒リパブリック Beer&Burger
目黒/東京都品川区上大崎3-3-1オバタビルB1
03-3441-6181
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