2007/11/27
vaneのクリスマス・フェア用のフードを捜すべく、最近北欧料理を調べています。
北欧の料理は、意外に素材をそのまま活かした、素朴な物が多いです。
また、日本でも昔から食べられている洋食に似た物も多数。
例えばフィンランドの代表的な家庭料理、ジャガイモとひき肉のグラタンなんか、
私が幼少の頃にもあった気がします。
世界各国似た料理は沢山あるもんだと、しみじみ思い咽ぶ。
シェパード・パイなんかがルーツかしら?と思って調べてみると否。
ルーツはスウェーデンの代表的な家庭料理の「ヤンソンス・フレステルセ
(ヤンソン氏の誘惑)」だとか。こちらはひき肉の代わりに、
アンチョビやオイルサーディンを使った物。しかし凄い名前。
お肉を一切口にしない、敬虔なクリスチャンであるヤンセン氏が、
その甘美な香りと味に、我慢出来ずに食べてしまった、というのが由来だそうです。
スウェーデンでは復活祭やクリスマスには必ず食べられるものだそうで、
クリスマス料理としても最適。フェアフードの候補に決定です。
とりあえず試作して、ヤンセン気分で味見してみよっと!