2021/05/25
アイラ島の人気蒸留所、カリラ 。
王道のアイラモルトは世界中でファンの多い蒸留所のひとつですね。
今回は、当店併設の「恵比寿ウイスキーショップ」の人気商品 20ml×5種類のフライトパックからカリラ蒸留所特集をご紹介。
貴重な30年熟成からシェリー樽、日本初入荷の新ブランドまで同じカリラでもバリエーション豊かなラインナップですよ。
老舗ボトラーズ会社・ダグラスレイン社から独立したボトラーズ、ハンターレイン。
同社の看板ブランド、オールドモルトカスク(通称OMCシリーズ)から新入荷のカリラをご紹介。
通常アルコール度数50%でボトリングされる同シリーズですが、特別に素晴らしい樽が入手できた場合のみスペシャルカスクストレングスとという特別バージョンを日本限定でリリース。こちらはその特別なオールドモルトカスクです。
カリラではちょっと珍しいラムカスクによる熟成、実はアイラモルトやスプリングバンクなどの塩気のあるウィスキーとラムカスクは相性が良いそうです。
生産量わずか160本、そんな稀少なボトルを少量ずつ楽しめるのもフライトパックの魅力ですね。
同じくハンターレイン社オールドモルトカスクシリーズより、こちらは1996年 19年熟成と長期熟成のカリラです。
昨今、価格高騰が激しいウィスキーですがアイラモルトは特にその傾向が如実で今後は19年熟成は中々手に入らなくなってしまうかもしれませんね。
同じボトラー社同じブランドであってもアルコール度数・熟成年数・樽が違うとこんなにも違うんだというのを是非①と並べて飲み比べてみて下さい、楽しいですよ。
2011年にアメリカ人のジョシュアとスコットランド人のジェイソンの2人で立ち上げたインディペンデントボトラー・シングルカスクネーション。
その名の通りスモールバッチでカスクストレングス・ノンチルフィルターにこだわったボトリングを行なっています。
創業以来アメリカ国内のみの販売でしたが2020年より遂にヨーロッパでも販売をスタート、その記念すべきヨーロッパ向けファーストリリースのカリラがこちらです。
もちろん日本へも初入荷、モルトファンなら要チェックの初モノカリラをお楽しみ下さい。
蒸留所としてその歴史をスタートしたアデルフィ(現在は閉鎖)、時を経て創業者のひ孫がインディペンデントボトラー社としてその名を引き継いだのですから感動のストーリーですよね。
そんな人気のボトラー・アデルフィとこれまた大人気の日本のスリーリバース社のコラボレーションボトルがこちらのカリラ 。
一目で見てわかるようにシェリー樽熟成由来の濃い色調ですが、ほぼ黒色に近いくらいここまでの色はシェリー樽でもなかなか珍しいですよね。
カスクストレングスですが度数は40度後半まで落ち着いているのとシェリー由来の甘さもあり、非常に優しい印象のカリラで恵比寿ウイスキーショップでも大人気の一本となっております。
老舗ボトラーの代表格・キングスバリー社の最高峰ブランド、サーオビール。
「貴重な、稀少な」という意味の名の通り、同社の秘蔵中の秘蔵モルトをボトリング、年間に一度リリースがあるかないか、というまさに最高峰にふさわしいブランドのカリラです。
こちらはボトルデザインリニューアルになってからのサーオビール第二段のリリース、なんと30年熟成のシェリー樽カリラをボトリング。
もはや言うまでもなく美味しいのですが、BARで飲めばいったいいくらするのかちょっと緊張感が走るようなこちらのウィスキー。
フライトパックならなんともお手頃な価格で楽しめてしまうのですから驚きですね。
Naoshi Morioka 森岡尚史
VinSanto Bar & Study 恵比寿
03-3464-4641
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