世界五大ウイスキーとは?知っておきたいウイスキーの豆知識 / 中野 Whisky Burgers

五大ウイスキー

意外とちゃんとは知らないウイスキーのハナシ。今回は代表的なウイスキーの生産地として並び称される「世界五大ウイスキー」について、解説してまいります。

「世界五大ウイスキー」とは、スコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーの5つの地域で作られるウイスキーを指して使われます。
これらのウイスキーは地域だけではなくそれぞれ異なった製造法やスタイル、味わいを持ち、生産量や認知度、クオリティの高さやその歴史から世界の代表的なウイスキーとして扱われるようになりました。

 

 

1. スコッチウイスキー

少なくとも15世紀にはウイスキーが作られていたという記録が残っている深い歴史を持つスコッチウイスキー。
大麦を原料とするモルトウイスキーとその他の穀物から作られるグレーンウイスキーを原酒とし、中でもピート(泥炭)を焚いたスモーキーなフレーバーを持つモルトウイスキーはスコッチのアイコンとして知られています。
モルトウイスキーは基本的に単式蒸留器での2回蒸留、それによって麦から生まれる豊かな風味や個性の強い味わいが特徴。
またモルト、グレーン共に3年以上の熟成を要します。

 

2.アイリッシュウイスキー

諸説ありますがウイスキーの起源とも言われるアイリッシュウイスキー。
アイリッシュ伝統の製法としてピュアポットスチルウイスキーが挙げられます。
原料に麦芽のほか未発芽大麦を使用し、単式蒸留器にて3回蒸留。
スムースかつマイルドな飲み口が特徴的。
一時スコッチウイスキーに市場を明け渡し衰退していたアイリッシュウイスキーですが、1987年に創業したクーリー蒸留所が牽引する形で再度盛り上がりを見せています。

 

3.アメリカンウイスキー

連邦アルコール法に定められた多様なウイスキーが製造されていますが、最も人気と知名度の高いものがバーボンウイスキー。
トウモロコシを原料全体の51%以上使用し、内側を焦がした新樽に樽詰め。
2年以上熟成したものはストレートバーボンウイスキーと呼ばれ、トウモロコシ由来の甘い香りと味わい、焦がした樽が生み出すスパイシーなニュアンスが特徴的です。

 

4.カナディアンウイスキー

禁酒法時代にカナダからアメリカへの密輸が横行、生産量を伸ばし、世界でも高いシェアを誇ることとなったカナディアンウイスキー。
ブレンデッドウイスキーが主流で、トウモロコシを主原料とするニュートラルスピリッツに近いベースウイスキーと、トウモロコシやライ麦などを原料とするバーボンに近い風味付けのフレーバリングウイスキーの2種の原酒をブレンド。
軽くマイルドな味わい。

 

5.ジャパニーズウイスキー

20世紀初頭にジャパニーズウイスキーの父、竹鶴政孝氏がスコットランドからウイスキーの製法を持ち帰ったのが起源。
よってジャパニーズはスコッチに倣ったものが主流です。
サントリー、ニッカが土台を作り、少数の蒸留所ゆえに単一の蒸留所で様々な原酒を製造。
日本ならではの繊細なブレンドやミズナラ樽の使用など、独自の進化も遂げています。

細かな定義や種類を挙げればまだまだ続いてしまいますが、まずは飲んで確かめるのが一番。
五大ウイスキーの飲み比べを是非お楽しみください。

 

Keisuke Kosaka 小坂啓輔

Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
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