ウイスキーエキスパート試験対策 小林渉編 / Vision

先日、小山さんがウイスキーエキスパート試験対策の記事を
上げていたので、私も上げてみようかと思います。

試験対策に関して言うと、小山さんの記事と重複する部分があるので、
私は試験対策をしていて挫折するポイントと、
それの克服方法を書こうかと思います。

まず前提としてお伝えするべきことは、ウイスキーを
知っているつもりで勉強を開始すると、試験で求められるものと、
普段得ている知識との違いに戸惑うかもしれません。

ウイスキーエキスパートを受けようという方のステータスを考えてみると、

１，ウイスキーを提供するBarや飲食店、酒販店など

２，純粋にウイスキーが好きで、せっかくなので
受験してみようというウイスキーファン

という方がほとんどだと思います。

まず最初に難しいのは、ウイスキーエキスパートを受けよう
という段階では、どこの蒸留所がどの会社が
所有しているかなんてあまり気にしないで飲んでいたり、
提供していたりする方が多いのではないでしょうか？

普段スコッチを飲まれている方でなんとなく知っているという方も、
バーボンやカナディアンの蒸留所の所有者を聞かれた瞬間に
鉛筆を投げたくなるのでは無いかと思います。

これは純粋に、丸暗記と過去問慣れしかありません。

私はノートにひたすら書きなぐって覚えました。

人によっては単語帳もいいでしょう。

最近だと、スマホの待受をうまく使って、
自然に目に入るようにするというのも一つの方法です。

二つ目に挫折しかかるであろうポイントは、製造工程の部分。

これが結構テキストも長いし、書いてあることが難解。

それの対策は、わからないところを聞きに来てください。

私と小山さんが徹底的にお教えします。

こういうのは読み解いてわからなければ聞いたほうが早いです。

試験対策でよく言われるのが、
「製造は、蒸留所の所有会社などと違って、
毎年変わるものではないので、満点を目指す」です。

こちらも過去問を何度も解いて、間違ったところをテキストを見直して、
その上でなんでかわからなければ、いつでも聞きに来てください。

ちなみに、私の得意分野は歴史関連と製造全般。

小山さんの得意分野は製造の結構細かい部分（特に発酵関連）です。

三つ目の挫折ポイントは、時事問題です。

過去問を解いていると、ウイスキーに関係ないようであるような
スコットランドの情勢などが出てきます。

「スコットランドの首相は誰か、下記から選べ」とか言われても、
「ウイスキーと関係ないじゃん！！」と言いたくなるかもしれませんが、
そういう周辺知識も求められます。

こちらは、運良く知っていれば答えられると思い、
捨てても良いかとも思います。

選択問題なので、運良く当たるかもしれません。

最近の傾向として、やっぱりジャパニーズの比率が
高まっているように思います。

そしてジャパニーズの問題が少しずつ難しく、
複雑になっていると思います。

そして新しい蒸留所が増えている現在、
新しい蒸留所の問題も出る可能性があります。

ウイスキーガロアに載っていますので、ぜひ見てみてください。

最新号は当店にもありますし、バックナンバーは私は全部とってあるので、
必要箇所をお店に持ってきておきますので、メッセージ下さい。

あと、試験終了後、当店で「こんな問題解けるわけ無いだろ〜」
とか言いながら、ぜひ試験の感想をお聞かせください。

Whisky house Vision
(The Scotch Malt Whisky Official Partner Bar)

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