マイフェイバリットカクテル/CannedCrabBar

2009/06/13

は~い石川です。女王ですか・・・

最近は局やら、女将やら、ママやら色々愛称を頂いております・・

さて今週、月曜日から都内系列9店舗の各バーテンダーが、

フェイバリット・カクテルを順にリレー方式で、紹介しています。

渋谷 Snooty Fox
三鷹 晩餐

バール
武蔵関 VANE
吉祥寺 VISION
恵比寿 VinSanto
目黒 酣

中野 NAVEL
,宇田川 Olim


と巡り巡って、最終日代々木上原CannedCrabBar
に回ってきました。

会社統括のHPもございます。
運営母体→ ATCF Ltd. official web site はコチラ

そして石川のフェイバリットカクテルはこちら!

<キール>です。




cannedcrabbar


白ワインとカシスリキュールを使ったワインカクテルです



食前酒として広く知られている「キール」は、
ワインの銘醸地、フランス・ブルゴーニュ地方の中心都市の一つディジョン市の市長だった
キャノン・フェリックス・キール氏にちなんだ名前です。

キール氏は第二次世界大戦中、レジスタンスとして活躍した人で、
第2次世界大戦直後、ディジョン市の市長となりました。

彼は地元の特産物をアピールするために、
それまで知られていたヴァン・ブラン・カシスという白ワインとクレームドカシスでつくる飲み物を
ディジョン産のアリゴテ種の白ワイン、「ブルゴーニュ・アリゴテ」と
地元ディジョンのリキュールメーカー、ルジェ社のクレームドカシスを使ってつくりました。
公式のレセプションには食前酒として必ずテーブルにのせたといわれています。

このことを海外誌「LIFE」の記者が知り、全世界に配信したところ
愛国心の強いパリっ子に支持され世界一のアペリティフとして知られるようになりました。

ちなみに、このキール市長さんは92歳で亡くなる直前まで20年以上に渡って
ディジョン市長とフランス国会議員を務めたという名物市長でした。

今回はCannedCrabBarのハウスワインを使って

お作りしました。


リキュールも冷凍果実ではない
‘フランス産’の新鮮な果物にこだわり、
長時間漬込浸透によって造られた、本格リキュールをつかいました。
地元ブルゴーニュの丘の斜面で作られた良質のものだけを選び、
1リットル当たり500グラム使い、ワインにゆっくりと浸透させ、
最終的には度数5%に仕上げています。


ホワイトリカーなどのアルコールではなくワインベースの為、
アルコール臭がまったくなく、とてもフルーティーで、
果実味が凝縮したカシスの自然な味わいがあります。

そのまま飲んでもおいしいリキュールです。


通常は白ワインとリキュールで仕上げますが、

もう一味加えるために、香りもよく、辛味の少ない

ピンクペッパーを使ってみました。


ほんのり香るペッパーの香りもお楽しみください。




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