2013/11/01
昨日のブログで、幼い頃に身につけたことは
大人になっても生かされる、というようなお話をしましたが。
もうひとつ、幼い頃の行いが将来を大きく左右するものがあります。
それは「味覚」。
我々バーテンダーや、飲食に携わるものにとっては非常に重要な事柄です。
味覚は大きく分けて甘味、酸味、旨味、苦味、塩味の5つの基本味に分けることができますが、
その感覚は0歳から既に存在し、「おいしい」「まずい」の判断基準は
およそ5歳までの間に形成されるといいます。
つまり、その間に様々なもの、特においしいものを多く食べた子供は
将来美食家になる可能性が高いのだとか。
逆に、その時期に濃い味のものやジャンクフードばかりを食べていると、
極端な味覚音痴になってしまうのだそうです。
もちろん、お酒や料理に関して、人それぞれ感じ方は異なりその表現の仕方も異なるのですが
より敏感な舌を持つ人はやはり、本当に豊かな表現でそのものを表すことが出来るんですよね。
では、幼い頃においしいものを食べてこなかったら今後絶対味音痴のまま・・・?
いえいえ、そんなことはありません。
今後絶対幼い頃の経験はやはり大きいとはいえ、
訓練によって捕らえられる味わいは増えていきます。
香りを捕らえる感覚もそう。
沢山の香りをかぎ、言葉に表現していくことで、感じられる香りの数は増えていきます。
だからこそ、我々バーテンダーも常日頃様々なものを試し、表現するという練習をするのです。
やはり沢山嗅いだ、沢山味わったもの勝ちなのです。
そしてもうひとつ、味覚を鋭敏にするのに必要なもの。
それはご存知の方が多いかも知れませんが・・・・
「亜鉛」です。
舌の表面で味覚を察知するセンサーの役割をする「味蕾(みらい)」。
それは生後から増え続け、20歳で約9000個、
その後は加齢に伴って減少を続け、60歳くらいから味覚が衰え始めます。
80歳になると味蕾は約4000個にまで減少し、真っ先に塩味を感じにくくなっていくのです。
そうなってくると、何を食べても薄味に感じてしまい、過度の塩分を摂取、
結果的に高血圧や動脈硬化を引き起こしてしまうことも。
次に鈍くなるのは甘味で、過剰摂取で糖尿病の恐れが出てくるのです。
お仕事以前の問題として、体にとっても正常な味覚というのは大切なものなのです。
そこで必要なのが、亜鉛。新陳代謝に欠かせない亜鉛を取ることで味蕾も生まれ変わるのです。
亜鉛が多く含まれるのは牡蠣、ビーフジャーキー、パルメザンチーズ、
煮干、畳鰯、豚レバー、粉末抹茶などなど・・・
又、使用する塩を食卓塩からミネラルの多い自然塩に。
砂糖もミネラルの多い黒砂糖に切り替えるのも効果的。
大切なのはナトリウムを減らしてミネラルを摂取すること!
今日から出来る味覚鋭敏化対策です(^^)
毎日牡蠣を食べるのは無理ですが、ジャーキーをかじって抹茶を飲もうかな・・・
なんて思ってます。笑
もう幼少期に戻って味覚を訓練しなおすのは不可能ですが、
訓練と食生活でなんとしてでも鋭敏な味覚を手に入れたいのです。
お店にあるワイン、シェリー、ウイスキー、などなど、
本当においしいものを、本当に伝えていきたいなと。
食生活も、やはり勉強の一環ですよね。コンビニ卒業します・・・笑
今日も、当店アルジャーノンシノニムの、本当においしいお酒をご紹介いたします。
ボウモア スリーリバース ダイナソー 2000 12y
明らかな南国のフルーツの香り。
そして香り以上に強く、ながーく残るマンゴー、グレープフルーツ。
※本日11/1は金曜ですので、17:00-2:00まで営業いたしております。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
Takayo Mano
—–
bar Algernon Synonym / 赤坂見附
*17:00 – 0:00 (日祝定休), 17:00 – 2:00(金、祝前日)
*TEL 03-3586-0535
*港区赤坂3-10-6 雪華堂ビル 3F / Google map
銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 10番出口より徒歩2分
半蔵門線・有楽町線・南北線 永田町駅 10番出口より徒歩2分
千代田線 赤坂駅 1番出口より徒歩6分