今月のBGM／藤田
2008/12/06
「今年グラミー賞を取った音楽」等『2008年スペシャル』でお送りします！
今回もBGMスーパーアドバイザーＳさん（お客様）にお選び頂いたナンバーです。
お客様からの反応が非常に良かったベイ・シューやトゥーツ・シールマンスを
教えて下さったＳさん。そのＳさん自信のラインナップ…
皆さんのお気に入りの一枚が見つかるかもしれませんよー？
『アリッサ・グラハム』
本作は彼女の2作目となりますが、クリアで可愛らしいハイトーン・ボイスで
しっとりと歌い上げる柔らかな輝きを放つ歌声は一度聴けば、
その余韻がしばらく続く存在感があります。
『アマンダ・ブレッカー』
今回のリリースがデビュー作品です。類稀な音楽センスに裏づけされた歌唱力は
早くから注目を浴び、9歳にして、ミルトン・ナシメントのステージに
ゲスト出演したといわれます。自身のオリジナル曲とノラ・ジョーンズ、
ケリー・ノーブル、ジョン・メイヤー等といったポップ～カントリーの
カヴァーにて構成されており、ゲストとしてランディー・ブレッカー、
イリアーヌも参加するほか、デヴィッド・マシューズがアレンジを担当しています。
『アナ・マリア・ジョペック』
Pat Methenyがプロデュース、演奏に参加し、ポーランドで話題を巻き起こした
女性歌手のＷＢ移籍第一作です。幅広いレパートリーを持ち、
Universal Musicから作品を発売してきましたが、
今回、パットのプロデュースによってついにブレイク、
隣国ドイツでも人気急上昇中だそうです。
『ニコラ・コンテ』
４年ぶりとなる本作は、ファブリツィオ・ボッソをはじめとする
イタリアの名うてのジャズメンによって構成された自身のコンボを軸に、
キアラ・シヴェロ、ティル・ブレナー、グレッグ・オズビー、
そして現在熱い注目を集める新人シンガー、ホセ・ジェイムズなどをフィーチャー！
ジャズ作品としても十分通用する深みと、クラブのフロアにも対応しうる
ダンサブルな要素が、絶妙に融合されています。
『ハービー・ハンコック』『ジョニ・ミッチェル』
ハービーとジョニは、70年代からインスパイアしあい、
お互いの作品にゲスト参加したこともある深い絆で結ばれた間柄。
本作ではジョニ本人をはじめ、ノラ・ジョーンズやコリーヌ・ベイリー・レイなど
人気ヴォーカリストたちをゲストに迎えつつ、ジョニの詩の世界観を
見事に再構築されています。叙情的で洗練されたサウンドが心を打つ、
芳醇なアコースティック・ジャズ作品です。
『ホセ・ジェイムス』
米ミネアポリス出身、現在はニューヨークで暮らす29歳。
ニューヨークの音楽大学でジャズを専攻しながら、各国の様々なジャズコンテストに参加。
ロンドンのジャズコンテストに訪れた際にジャイルス・ピーターソンとの
運命の出会いを果たしました。ホセの声と音楽性に魅了されたジャイルスは
即座に彼に惚れ込み「15年にひとりの逸材」と断言し、
この若き才能との契約を即決したそうです。
『メロディ・ガルドー』
フィラデルフィア出身、22歳のシンガー・ソング・ライターのデビュー作です。
19歳の時に自動車事故にあった際、頭部に負った損傷を外部的、内部的に回復するため、
医師の勧めでセラピーの一環として音楽を始めたメロディ・ガルドー。
まだ歩けない状態でありながらもベッドで作曲し、
レコーディングした彼女はEP『Some Lessons-The Bedroom Sessions』をリリース。
彼女のエラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、ニーナ・シモンにも通ずる
スムーズで魅力的な声とジャズ、フォーク、ブルーズなどの要素がある楽曲は
純粋に地元のラジオDJ達の注目を浴び、話題となったそうです。
ぜひぜひ聴きにいらして下さい！！
