2020/09/12
「ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ」より、ブナハーブンのご紹介です。
Bunnahabhain 2008 8y SMWS 10.109
タイトル:Westering home〜Westering home(原題)〜
タイトルは、スコットランド民謡の一節で「西の故郷へ」という意味です。
漁業が盛んなアイラ島の水夫達が漁へ出て、西に見えるアイラ島やジュラ島を目印にして故郷へ帰った、という意味合いでブナハーブンのラベルに記載されている文言です。
強烈なスモーク、舌を刺すようなスパイスの強み、その中に感じられるトフィーの甘さ。
強烈なスモーキーさだけではない甘さとのバランスの濃厚な余韻が心地良い1本。
Bunnahabhain 2007 9y SMWS 10.126
タイトル:My cloak’s on fire〜私のマントが火事〜
シロップ、プラム、カラメルのようなとても甘い味わいに始まり、そこへ潮っぽさやピート、スモーク感が複雑に混ざり合っています。最初の印象は強めですが、フィニッシュにかけては割とすっきりまとまって柔らかな甘さと爽やかな余韻に。タイトルだけだと連想し辛いところはありますが、甘さを感じた後に、覆いかぶさるようにピートやスモークが感じられるところから「マントが火事」になっているのでしょう。
アイラモルトの中で、ブナハーブンはピートをほとんど炊かずに作られていることで有名ですが、こちらは2本ともしっかりとピートが効いています。SMWSならではのブナハーブンをぜひご堪能ください。
Erika Maruta 丸田恵利加
VinSanto Bar & Private room 恵比寿
03-3464-4641
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