クライヌリッシュ 蒸留所の歴史とウイスキーの味わい / 代々木上原 Whisky Gibier

2022/11/16

クライヌリッシュ

代々木上原 Whisky Gibier 藤井です。

クライヌリッシュ蒸留所は北ハイランドに位置する蒸留所で、1819年に初代サザーランド公爵により建てられました。
その後何代か所有者を変え、1916年にジョン・ウォーカー&サンズ社が所有、その後はDCL、ディアジオと引き継がれています。

クライヌリッシュは480万リットルと大きめの生産量の蒸留所ですが、シングルモルトで流通する量は多くなく、ジョニーウォーカーの原酒として殆どが使われます。

オフィシャルボトルで代表的なものは14年熟成で山猫が書かれたラベルが有名。
この山猫はサザーランド公爵家の副紋章でもあり、ハイランドに生息しているスコットランドヤマネコです。
ただ、このスコットランドヤマネコの純血種は絶滅危惧種で残り50匹くらいしかいないという研究があります。
実はヤマネコの絶滅の一番の原因は他の猫との混血とのことで、純血種が維持されるのは難しいそうです。

クライヌリッシュはスコッチウイスキーの中でも唯一無二の味わいをしており、非常にクリーミーでフルーティ、青りんごのような香りと口に含んだあとのバターやクリームのようなどっしりとした風味が、他の蒸留所のモルトではなかなか出会うことができず、大変人気の高いウイスキーです。是非ご賞味ください。

 

Yoshiki Fujii  藤井善貴

Whisky Gibier Bar & Shop  代々木上原
03-3466-2640
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