2020/10/13
Fairground 下北沢の漆山です。
南アフリカのエルギンでは標高が高く冷涼な気候のため長らくリンゴなどの果実が栽培されていた地域です、標高は200〜1000mで、南部は大西洋からわずか4.5kmの距離にあり、冷涼な海風の影響と標高の影響を受けてゆっくりとぶどうが熟されるため、ポテンシャルとしてはとても高いです。
Elgin Chardonnay Clonal Selection 2017
エルギン・シャルドネ
外観は済んだ輝きのある濃いレモンイエロー色で、粘性はやや強く、濃淡も濃く、気泡は見られないようです。
香りをとると、開けてすぐは控えめの香りですがシトラスなど柑橘系な香りと冷涼感な香りが静かに心地よく感じ、それとともにバニラビーンズの香りや爽やかに木の香りもしてきます。グラスを回すと柑橘系の香りが広がり、パンドミや鉱物的な香りもよりしてきます。
口に含むとアタックはやや強く、うま味を伴うタンニンと、とてもレベルの高い酸を感じ取ることができます。余韻も長くとてもエレガントなワインであることがわかります。
南アフリカで最も冷涼な地区の一つと知られるエルギン・ヴァレーでワインを造るのは、南アフリカで最初のマスター・オブ・ワイン(MW)となったリチャード・カーショウ氏です。地域はケープ・サウス・コースト地域です。
Kazukuni Urushiyama 漆山和邦
Faiground Wine bar & Gallery 下北沢
03-3464-4641
Google Map 世田谷区北沢2-3-12 友和ビルB1
Facebook
Instagram