2024/03/20
世界各国で飲まれているビール、いわゆるピルスナースタイルはチェコのピルゼンで1842年に生まれたビアスタイル。
日本の大手メーカーのビールもこのスタイルで馴染み深いビールですが、多様なビールが揃うヨーロッパ各国でも消費量の大半を占めています。
今回はヨーロッパ各国のピルスナーをランキング形式でご紹介いたします。
5.0% ボヘミアンピルスナー チェコ
1842年創業、チェコのピルゼン地方で生産されているピルスナー・ウルケル。
一般的なラガービールに比べてコクのある味わい、アルコール度数は低くホップの苦みは強め。
元祖ピルスナーという意味の名前の通り、今日の一般的なピルスナーの元祖であり、ラガースタイルのビールの醸造方法の基礎となっています。
一般的に軟水は色が淡くすっきりとした味わいのビールに、硬水は色が濃くまったりとした味わいのビールに適していると言われ、ピルスナー・ウルケルも醸造の際に軟水を使用しています。
また、麦汁を煮沸し麦芽を糖化する工程では、”デコクション”と呼ばれる古典的な方法を用い、麦汁を何回も煮沸しながら段階的に糖化させていくことにより、コクやまろやかさが引き立ち、奥行きのある味わいを生み出しています。
ピルスナー・ウルケルはこの工程を3回も行い、コクのある味わいのボヘミアン・ピルスナーと呼ばれるスタイルを作り上げました。
モルトの風味とホップの香りをうまく引き出した、素晴らしいビールです。
5.0% ピルスナー チェコ
ピルスナー発祥の地と言われているチェコ共和国で、700年以上に渡って醸造されている長い伝統のブランド、ブデヨヴィッキー ブドバー。
厳選されたモルトとホップを使用し、地下300mから汲み上げられた良質な地下水で仕込まれています。
ボヘミアン・ピルスナーの特徴である軟水を使用した製法による、きめ細やかな泡立ちとスッキリとした喉越し。
ほのかな甘みのモルトと深いホップの香り、なめらかな口当たりをお楽しみください!
5.0% ピルスナー トルコ
トルコのイスタンブールに本社をもつエフェスは、地中海周辺でよく飲まれているビール。
東欧をはじめとして世界各国にも醸造所を保有し、数々の国際的な賞も受賞しています。
シャープなモルトとホップのアロマに豊潤なモルトの風味、苦味と甘みが広がるバランス良くまとまった素晴らしいビールです。
4.6% ピルスナー イタリア
1859年に設立されたイタリアで最も古い歴史を持つ醸造所。
創業以来、変わらぬレシピで造られる正統派のイタリアンビールは広く親しまれています。
食事との相性の良さもモレッティの魅力。
厳選された麦芽を使用した、コクのあるピルスナー。
ホップも効いていて、最後にしっかりとした苦味を感じられます。
フレッシュさとまろやかさが心地よい、クラシックな味わいがたまりません!
5.4% ピルスナー スペイン
アート性の高い独特のデザインのボトルが目を惹く、アルハンブラ レセルバ1925。
ラベルがなくボトルに彫刻のような意匠をあしらったデザインで、緑色の瓶から透ける光が美しく映えるデザインです。
スペインのアンダルシア地方で作られ、泡立ちが良くフルーティーな香りとホップのアロマが印象的なピルスナータイプのビール。
しっかりとしたコクがありながらも、バランスの良い甘みと苦味が上品な仕上がりになっています。
目黒リパブリック Beer&Burger
目黒/東京都品川区上大崎3-3-1オバタビルB1
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