ジャックダニエル蒸溜所 バーボンとテネシーウイスキーの違いとは? / 代々木上原 Whisky Gibier

ジャックダニエル

ジャックダニエル蒸溜所は1866年に政府公認第1号蒸溜所として操業を開始。
2023年3月現在、アメリカンウイスキーではNo.1の売上を誇ります。

ジャックダニエルはバーボンですが、テネシーウイスキーでもあります。
テネシーウイスキーは、ケンタッキー州を中心とした他地域で造られるバーボンと比べると雑味が少なくまろやかですっきりとした味わいが特徴。

テネシーウイスキーである要件は、テネシー州で製造されていることと「チャコールメローイング製法」で造られていること。

「チャコールメローイング製法」とは、蒸留液をサトウカエデの炭で濾過する製法。
この工程には10日ほどかかりますが、これによりフーゼル油や雑味が取り除かれサトウカエデの木炭の風味が付与。
なめらかでまろやかな舌触りと、独特の味わいとなります。

ジャックダニエル定番商品の「ブラック」も、他のケンタッキーバーボンに比べるとすっきりとした味わい。
私がウイスキープロフェッショナルに合格した際に、官能試験で出題された思い出のウイスキーでもあります。
前夜に自宅でジャックダニエルを飲んでいたこともありこれだけはブラインドで正解できたウイスキーです。

Whisky Gibier にはアメリカンウイスキーのフライトセットもありますので、是非他のバーボンやライウイスキーと飲み比べてみてください。

 

Masashi Hozono 穂園雅志

Wihsky Gibier Bar&Shop
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