シングルモルトウイスキー 味わい別人気ランキング クリーミー編 / 目黒リパブリック

シングルモルトクリーミー

フルーティーな甘みやスパイスのニュアンスなど、シングルモルトの味わいを形容する表現は様々ですが、クリーミーな口当たりも魅力のひとつ。

今回は、そんなクリーミーなシングルモルトをランキング形式でご紹介いたします。

 

 

【1位】Miltonduff 2009 13y Duncan taylor
ミルトンダフ 2009 13年 ダンカンテイラー

ミルトンダフ 2009 13年 ダンカンテイラー

スコットランドはスペイサイド地域のエルギンに位置する、ミルトンダフ蒸留所。
創業は1824年と古く、敷地内を流れる小川の軟水を仕込み水として良質なシングルモルトを長きに渡って作り続けています。

バランタインのキーモルトとして知られ、力強い味わいと、シナモンなどのスパイスを感じるフローラルな香り、クリーミーな口当たりが特徴です。

創業は1824年と古く、敷地内を流れる小川の軟水を仕込み水として良質なシングルモルトを長きに渡って作り続けています。
現在はステンレス製の発酵槽に、昔ながらのストレート型のポットスチルを使用。
背が高く下向きのラインアーム、ファーストフィルのアメリカンオークによる熟成により、特徴的な甘い花の香りを生み出しています。

かつてはローモンドスチルが設置されており、”モストウィー”というブランドで販売されていましたが、現在は撤去され終売に。
モストウィーはボトラーズの保有するものがわずかにリリースされるのみとなりました。

青リンゴやレモンピール、蜂蜜の華やかな香り、オレンジピールやパイナップルのフルーティーな味わいに優しい甘みが広がります。
ウッディなスパイスやホットで長く続く余韻が印象的な1杯。

 

【2位】Miltonduff 2015 6y Carn mor
ミルトンダフ 2015 6年 カーンモア

ミルトンダフ 2015 6年 カーンモア

甘口のペドロヒメネスシェリーの樽で熟成し、レーズンなどのドライフルーツや、アップルパイの甘い味わいが前面に出た仕上がりに。
ミルトンダフの特徴であるフルーティーな甘い花のアロマや、スパイスのニュアンスがバランスよくまとまった心地よい味わいです。

 

【3位】Compass box Artist blend
コンパスボックス アーティストブレンド

コンパスボックス アーティストブレンド

ジョニーウォーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していたジョン・グレイサー氏が、自分自身のウイスキーを作りたいという熱い想いから2000年にロンドンで設立したコンパスボックス社。
今までにないスタイルのウイスキーを作り上げることをモットーに、ウイスキー作りを『アート』に見立て、最高の作品を作るべく日々ブレンデイングに取り組んでいます。

「グレートキングストリート」という名称でリリースされていたウイスキーをリニューアルしたアーティストブレンド。
モルトウイスキーからのフルーツ&芳しい香りと、グレーンウイスキーからのクリーミーな味わいをバランス良く配合し完成度の高いスコッチウイスキーに仕上がりました。

レシピも公開されており、その内容は以下のとおり。

キャメロンブリッジ ファーストフィルバーボン樽 45%
リンクウッド ファーストフィルバーボン樽 22%
クライヌリッシュ ファーストフィルバーボン樽 10%
バルメナック ファーストフィルバーボン 10%
ハイランドモルトブレンド トーステッドカスタムフレンチオーク樽 8%
リンクウッド パロコルタドシェリー樽 5%

そのままで飲んでもカクテルにしても、モルト愛好家やカクテル好きの人々にも満足いただける仕上がりのウイスキーです。

 

【4位】Clynelish 14y
クライヌリッシュ 14年

クライヌリッシュ 14年

北ハイランド北東部の沿岸、ブローラの街に位置するクライヌリッシュ蒸留所。
創業は1819年ですが、1967年に新しい蒸留所が隣接されそちらがクライヌリッシュ、古い蒸留所はブローラと改名され呼ばれるようになりました。
ブローラは1983年で閉鎖してしまったため、現在は稀少なモルトとなっています。

フローラルでフルーティー、わずかに潮のニュアンスを併せ持つクライヌリッシュは、ジョニーウォーカーやブラック&ホワイトに使用される銘酒。
花の蜜やフレッシュなリンゴのアロマに、爽やかな柑橘の香り。
フルーティーな洋梨やカスタードクリームの甘み、穏やかなスパイスに潮気がバランスよくまとまった、クリーミーな舌触りが心地よく完成度の高いシングルモルトです。

 

【5位】Tullibardine Sovereign
タリバーディン ソブリン

タリバーディン ソブリン

ハイランド地方は南部に位置するタリバーディン蒸溜所。
『ソブリン』は王様といった意味があり、1488年に当時のスコットランド王がタリバーディン蒸留所を訪れたことにちなんで付けられています。
ほぼ全てがバーボンバレルの熟成で、わずかにシェリー樽を使用しています。

柔らかいバニラ・カカオバター・オールスパイス・オークのアロマに、メープルシロップ・洋ナシ・クリーミーなチョコレート・少しのスパイシーな味わい。
柔らかな味わいで魅力があり、華やかな甘さが特徴です。

 

Yasutaka Higaki 桧垣泰隆

目黒リパブリック Beer&Burger
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