2023/09/15
当店 Whisky Gibier では200本近くのウイスキーを取り揃えており、その大半はシングルモルトウイスキー。
蒸留所やブランド毎にそれぞれ個性が立ち、どれも自信を持っておすすめしたいものばかり。
でもまだまだそれだけじゃないんです、これが。
Whistle Pig 10y Small Batch Rye
ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチライ
今回スポットライトを当てるのはライウイスキー。
その昔アメリカでウイスキーと言ったらライウイスキーとなるほど親しまれていましたが、禁酒法以降はスコッチやバーボンに取って代わられてきました。
そもそも原料のライ麦が扱いの難しい穀物とされており、製造過程においても生み出す風味においてもなかなかの曲者。
しかし眠れる獅子が目を覚ましたかの如く現れたホイッスルピッグ。獅子ではなく豚さんですが。
2007年バーモント州に蒸留所を設立。広い敷地は元々酪農場だった土地であり、現在ではライ麦の栽培のほか熟成に使われるオークもホイッスルピッグの農場で育ったもの。
ちなみに蒸留所名の由来は酪農場にいたモーティマという豚さん。
ライウイスキーの定義として原材料の51%以上ライ麦を使用することとされており、その扱いの難しさから多くのライウイスキーは規定値に近い割合のライしか使われませんが、ホイッスルピッグはほぼ100%ライ麦。
さらにはライウイスキーとしてはかなり長い10年の熟成期間を誇ります。
蜂蜜やキャラメルの温かみのある甘いアロマ。アクセントにオレンジピールのような酸味とビターが効いており、ライウイスキーの特徴であるスパイス感も一切の嫌味もなく広がります。
職人たちのライウイスキーへの情熱により磨き上げられた完成度の高い一本。
ストレートやロックはもちろん、ハイボールでも美味しくお召し上がりいただけます。
是非一度お試しください。
Wihsky Gibier Bar&Shop
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