2014/01/16
今私はお店の近く、赤坂在住なのですが、そのお話をすると体外の方に
「金持ちー!」とか「え?港区民なの?リッチな生活だねー!」とか言われますが・・・
真逆ですよ皆様。平民が港区に住む為には、家賃の安いアパートを探すしかないのですよ。笑
今まで私は様々な場所に引越しをしており、
なんと、幼い頃や学生時代を含め今回は丁度10回目の引越しでした。
場所は地元静岡はもちろん、小田原、横浜、大阪、京都、そして東京は今回で2箇所目。
その物件をすべて見て見ても今回のアパートが一番質素です。
不満や不便はそこまでありませんが、(家は寝る場所なので笑)
今まで探してきた物件では一番に条件としてあげていたものを
妥協して今回のアパートに決めたのです。
それが、「風呂トイレ別」という条件。今は共同です。
慣れてしまえばそれ程不便は感じませんが、
やはり清潔感にはどうしても欠けてしまうのです。
毎日掃除すればいい話なのですが、それもなかなかできずにいるわけです。。(つД`)ノ
風呂とトイレ、洗面が一室に集まっているスタイルを「3点ユニットバス」と言いますが、
「ユニットバス」そのものは風呂トイレ共同を意味している訳ではないのです。
多分勘違いしてしまっている人は多いと思います。
「ユニットバス」とは、最初から天井、床、浴槽、壁などを
あらかじめ成型された状態のものを現場に搬入、組み立てて作られているお風呂のこと。
現在日本のお風呂はほとんどがユニットバスです。
しかし、実は海外にはユニットバスはほとんどありません。
お風呂とトイレが共同のスタイルは良くあるらしいのですが、ユニットバスでは無いよう。
今日はユニットバスの誕生のお話です。
ユニットバスは、短時間での施行が可能となっている上に、階下への水漏れのリスクが
非常に少ない為、戸建住居、マンション、ホテルなど様々な建築物に用いられています。
そのユニットバス。実は日本発祥。
誕生のきっかけは1964年の東京オリンピックです。
ご存知でしたか?意外と知らない方は多いはず。
開催の決定した東京では、オリンピックに向けて様々な施設が作られ、
工事量が膨大になり、建築業界は人材不足に陥りました。
働く人は少ないのに競技場や宿泊施設はオリンピックに間に合わせなければならない・・・
という状態で、建築工事をいかに早く、省力化して出来るかが課題となったのです。
その頃開発されたもののひとつに、国内初の高層マンモスホテルとなった
「ホテルニューオータニ」があります。いまや超有名ホテルですね。
東京オリンピックのために押し寄せる旅行客を受け入れるには、17階建て、
収容数1843名という巨大ホテルを17ヶ月という短い期間で建設しなければなりませんでした。
それまでのバスルーム造りは各種配管、防水処理、タイル張り、
給湯器の設置、照明の取り付けなどなど・・・工期は約1ヶ月かかったのです。
そこでTOTOはプロジェクトチームを作り、研究を重ねた結果、
浴槽や洗面部分の下半分のユニットに、上部分の壁フレームを組み立てて、
天井パネルをかぶせる形のユニットバスルームが完成しました。
この開発によって今まで1ヶ月かかっていた工期が2時間弱という
驚異的なスピード施工が可能となりました。
1044室のバスルームが約5ヶ月間で完成、ホテルニューオータニは1964年9月に無事オープン。
東京オリンピック開催の10月にぎりぎり間に合い、めでたしめでたし、というわけです。
人間、追い込まれた時こそ、斬新なアイデアが浮かび、力を発揮できるもの。
現在ではもう「ホテルはユニットバス」が常識となっていますが、
追い込まれた日本人の底力によって生み出されたものだったのです。
その後に3点ユニットバスも誕生、
現在の私のアパートのようなスタイルも定着したのですね。
今日は帰ったらユニットバスを清掃しようかなと。。笑
汚れたユニットバスを見ていたら、つい調べたくなって今回のブログを書きました。
今日はユニットバスの歴史についてでした!
それでは今日のお酒。
ユニットバスにちなんでソーピー…つまり石鹸のような香りや味わいのあるものを。
個人的には、微かに、石鹸香を感じるこのモルト。
ハンターレインOMC ジュラ 1992 21y
Takayo Mano
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