2021/09/15
イングランド東部に位置するサフォークに2017年に設立された比較的新しいブルワリー、Burnt Mill(バーントミル)。
ブルワリーの位置するサフォークののどかな農村をルーツとした、イギリスの美しい自然世界を表現したビールは、紀元前からの歴史を誇るイギリスのエール特有の麦芽の扱いに着目し、様々なホップとビール酵母で綿密に整えられた、綺麗でバランスのある味わいが特徴。
本来の英国エールビールの伝統を守りながら、現代のクラフトビアシーンの感性と融合させることを目指して作られていて、派手さや突出した個性を求めるのでなく、クラッシックで洗練された、他に類を見ない柔らかい印象のビールに仕上がっています。
ホップは苦味や香りをつけたり、泡持ちや殺菌効果など、ビールをつくる上で欠かせない役割を担っています。
特に近年のクラフトビールにおいてはその香りの多様性が注目されていて、日々品種改良が重ねられ、その種類は実に100種類以上。
ホップの種類によって、柑橘系の香りや花のような香り、スパイシーな香り、青草のような香りなど、様々な個性的な香りがつけることができます。
(代表的な品種)
カスケード:グレープフルーツ、フローラルな香り。アメリカンホップの代表的銘柄
シトラ:グレープフルーツやライムの柑橘系の香り、パッションフルーツやベリーのフルーティーな香り
シムコー:グレープフルーツやパッションフルーツの香り、土や草を想わせるハーブ系の香り
ネルソンソーヴィン:白ワインや洋梨を想わせる特徴的な香り
コハトゥ:トロピカルフルーツと特徴的な香り
チヌーク:グレープフルーツに松、スパイスの香り
センテニアル:グレープフルーツやレモン、カスケードを強くしたような香り
4.3% ペールエール
低アルコールの軽快なペールエール、ピントルは、バーントミルのフラッグシップビール。
英国伝統のエールビールを現代のクラフトビールシーンの解釈で再構築されたペールエールは、大麦と小麦に加えオーツ麦を使用した滑らかなボディに、シトラとカスケードからくる柑橘とパイニーなアロマ。
美しく透明感のある味わいにしっかりとした苦味が広がり、軽快でドライなフィニッシュが特徴の、シーンを選ばず楽しめるビールです。
4.8% ペールエール
ウィーンとミュンヘンの麦芽・オーツ麦に加え、アイダホ7・シトラ・シムコーの3種類のホップを使用したペールエール。
名前の通り美しい夕陽のような鮮やかな淡い色調で、マンゴーや柑橘系を想わせるフルーティーなアロマにコクと甘さがプラス。
ジューシーさもありながら、しっかりとホップアロマを感じられるビールです。
5.0% NE-ペールエール
NE-IPAならぬ、New England Style-Pale Aleという比較的珍しいスタイル。
ネルソンソーヴィン、コハツ、アイダホ、シトラ、カスケードの5種類のホップを使って醸造。
柑橘系のフルーティーなアロマと、甘みと苦みが同居した複雑かつ多様なフレーバーが印象的な、爽快な風味と青々しいキャラクターを感じられるビールです。
6.0% IPA
リフレクション・シリーズは、ホップの産地による違いを活かして味わいに奥行きを持たせた、バーントミルのビール造りへの探究心が詰まったシリーズ。
イギリスとアメリカ、それぞれで収穫されたチヌークを使って作られているIPAです。
グレープフルーツのアロマに、少しスパイシーなフレーバーがアクセント。
バランスが良くドリンカビリティの高い仕上がりで、NE-IPAが好きな方にもおすすめのIPAです。
6.0% NE IPA
スウェーデンのドゥッゲ醸造所とのコラボビール。
ホップはアイダホ、ターラス、シムコー、カスケード、センテニアルを使って醸造されています。
ジューシーな口当たりと芳醇なアロマ、シトラシーでパイニーなニュアンスの、やや軽快なNE-IPA。
Yasutaka Higaki 桧垣泰隆
目黒リパブリック Burger & Beer 目黒
03-3441-6181
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