当店ヴィンサントは、入口のウイスキーショップのボトル棚が隠し扉となっている、アメリカ禁酒法時代に流行した、スピークイージーというスタイルの隠れ家バーです。
ワインはイタリアワインを中心にラインナップしておりますが、各種試飲会にソムリエが出向き、厳選した仕入を行っているので、スポットでイタリア以外の国のワインも入荷しております。
今回はソムリエ厳選の、この夏オススメのドイツワインをご紹介致します。
シュロスアラスはモーゼル地方のワイン生産社、ヨゼフ・ドラーテン社のスパークリングワイン部門として誕生。
伝統的な製法を守りながらも、上質なスパークリングワインを生産するべく最新の醸造技術も導入しており、常に進化し続けているブランドです。
こちらはファルツ州のリースリングを100%使用して作られるスパークリングワイン、ちなみにゼクトとはドイツワインの定義のことで、辛口のスパークリングのことを意味します。
ラベルのウサギも可愛いらしく目をひきますよね、ドライでキリっとした味わいは正に夏にピッタリな一本です。
ゲオルグネーゲレは、ファルツの伝統ある小規模ワイナリー。
ラベルに描かれたカーネーションは、このゲオルグネーゲレの家紋なんだそうですよ。
こちらはゲヴェルツトラミナーから作られる白ワイン、この葡萄はフランスのアルザスや北イタリア、そしてドイツでよく作られる白葡萄。
ライチや桃などのオリエンタルな香りが非常に特徴的で、ワインは難しいからあまり違いが分からない!という方でもゲヴェルツはよく分かる思います。
香りは高いものの、やりすぎない控えめな芳香にドライな味わい、女性人気の高いワインです。
ゲオルグブロイヤーは、ドイツワイン復興に尽力した人物・ベルンハルト氏が当主として様々な活動を行い、ドイツワイン特にリースリングを世界に広めることを目標としているワイナリー。
偉大だったベルンハルト氏は残念ながら亡くなってしまっていますが、現在はその娘さんが意志を継ぎ良質な辛口のリースリングワインを作り出しています。
そんなご自慢のリースリングがこちらのワイン、引き締まったボディと強靭な酸はまさしくお手本のようなドライなリースリング。
キレキレの酸味はお食事との相性も抜群です。
マルティンヴァスマーは1998年に協同組合から独立して誕生した、比較的新しいワイナリーです。
ドイツワインの銘醸地・バーデン地方の南部、マルクグレーフラーラントにあり、温暖な天候と恵まれた地形から、【ドイツのトスカーナ】とも呼ばれるんだそう。イタリアワイン大好きな当店としてはこのフレーズだけでも気になってしまいますよね。
シュペートブルグンダーはドイツの呼び名でピノノワールのことです、ピノ100%ワインがこちら。
タンニン、酸味が共に滑らかでバランスの取れた優等生な赤ワイン。暑い日にはフルボディの赤ワインの気分じゃないな、という方には是非オススメさせて頂きたい一本ですね。
Naoshi Morioka 森岡尚史
VinSanto Bar & Whisky shop 恵比寿
03-3464-4641
Google Map 渋谷区恵比寿西2-1-7
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