キューバシガーのブランド紹介をしていきたいと思います。
今回はホヨー・ドゥ・モントレーをご紹介します。
創業年:1865年
工場:ラ・コロナ
分類:グローバルブランド
強さ:ライト
ホヨーは、ホセ・へネルが創業したシガーブランドです。
ヘネルはタラゴナ出身で、お金を稼ぐためにキューバに来ました。目的はシガーで有名なキューバでシガー産業に関わるためでした。
1860年にサン・ファン・イ・マルティネスにホヨー・ドゥ・モントレーの建物を購入しました。そこは世界でも有名なタバコ葉の栽培地のヴェルタ・アバホ地域で有名な場所でした。
1884年にハバノのブランド登録をする際にホヨー・ドゥ・モントレーというブランド名で登録。はじめはヘネルの首都中心部のプリンシペ・アルフォンソ通り(現在のカルサダ・デ・モンテ通り)7番に位置する工場でシガーを製造しました。
ここではすでに1865年にヘネルが「ラ・エスセプシオン」というブランドを生産していました。
1895年にヘネルはタラゴナへ戻り、その後キューバに戻ることはありませんでした。
ヘネルの死後、1900年に娘のルトュガルダ・ヘネル・セイチョルがブランドをはじめすべての父の仕事を引き継ぎ、1931年までホヨーはヘネル一族が続けました。
その後、フェルナンド・パラシオが全権利を購入、現在も高品質な手巻きシガーを作り続けています。
ホヨー・ドゥ・モントレーの強さはライトで、シガーを吸ったことのない初心者でも楽しめるブランドです。
特に、ペティロブストや、ロブストサイズのエピキュアNo2などは適度な太さもあり、弱いながらも満足度が高め。
更には今ではほとんど見かけることはなくなりましたがかなり大型サイズのダブルコロナは、弱いシガーを長く吸い続けることによる非常に高い満足度がシガー好きに愛されています。
Hoyo de Monterrey Petit Robusto
ホヨードゥモントレー ペティロブスト
ロブストサイズを少し短くしたもの。
ライトでスパイシー感が少なく、甘さも十分あり、シガー初心者にシガーの魅力を知っていただくのに最適なシガーですが、初心者向けというわけではなく、上級者にも好まれる万人受けするシガー。
最近では何故かラッパーが非常に濃い色のものが多く納品され、そのためか非常に香ばしいコーヒー香がするものがあり、個体差ながらこれも魅力の一つです。
Hoyo de Monterrey Epicure No.2
ホヨー ドゥ モントレー エピキュア No.2
ロブストサイズのホヨー。
ペティロブスト同様、初心者から上級者まで楽しめる非常に良いシガーです。
本来であれば、ロブストくらいのサイズを初心者に吸っていただきたいのですが、ここ最近のシガー価格の高騰により初心者にはなかなか手が出せない価格になってしまったのが残念です。
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