ポールララナーガ ハバナ(キューバ)シガー ブランド解説 / 吉祥寺 Vision

2023/10/10

ポールララナーガ

キューバシガーのブランド紹介をしていきたいと思います。
今回はポールララナーガをご紹介します。

 

 

ポールララナーガのデータ

創業年:1834年
工場:ラ・コロナ
分類:ローカルブランド
強さ:ミディアムライト

 

ポールララナーガの解説

ポールララナーガは1834年創業のブランド。キューバの手巻きシガーの歴史の中でかなり早い時期の創業です。
スペイン人のイグナシオ・ララナーガがポールララナーガのブランドを創立しました。
ポールララナーガはハバナで何度も移転を繰り返しました。オ・レイ通り94番から始まり、アルボルセコのカドのカルロス3世通り713番にもありました。移転しても伝統と品質は保たれ続けました。
ポールララナーガは大量生産という点では目立たないブランドです。
大きい工場では生産しないものの、最盛期には180人もの熟練した職人がいました。
ロラス・エン・セドロはその中でも特に有名で、現在でもラ・コロナ工場の特別品として生産が続いています。
ブランドのデザインは白と金色を使ったもので、ロングフィラーのシガーにはマシンメイドのものと手巻きがあり、マシンメイドはセロファンで包まれた形で出荷されます。現在日本にはマシンメイドのものは輸入されていません。

また、日本で流通している資料では「ポルララニャガ」という記載のものが多くあります。
これは現地の読み方に近いのがこの読み方のようです。
ただし、現在キューバシガーの輸入総代理店のシガークラブは商品名をポールララナーガとしており、財務省の登録データもポールララナーガとなっているため、こちらの記事ではそちらに合わせて表記しています。

 

ポールララナーガの種類

ポールララナーガ

 

Por Larranaga Petit Coronas
ポールララナーガ ペティコロナス

一般的なペティコロナサイズのもの。
ミディアムライトですが、シャープなスパイシーさがあり、それの影響でより強く感じる傾向にあります。
私個人の感覚ではミディアムフルくらいの強さがあると思っています。
強いスパイシー感とアーシーな風味、甘さはあまりなく刺激的なブレンド。
ゆっくり吸うことで甘さを引き出しながら吸うと良いかもしれません。

 

Wataru Kobayashi 小林渉

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