2020/01/21
Fairground下北沢の漆山です。
このワインの産地は、「ムスカデ」というイメージのみで試験対策をしていたのですが最近ではさらに細分化され、サブリージョンもしっかりと覚えるのが普通となりつつあります。さらに、「フィエフ・ヴァンデアン」や「グロ・プラン・デュ・ペイ・ナンテ」と聞きなじみないワイン産地まで一般化されつつあります。
Muscadet sévre et Maine Sur Lie 2017 Domaine Martin
ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ シュール・リー Glass 1000 / Bottle 6000y
ミュスカデというと一般的に香りもおとなしくボリュームの小さいワインをイメージします。しかしこちらは、ボリュームは小さいにしてもとても華やかで香り豊か。ミネラルやヨード香を感じながらもフルーツの香りも否めないです。口に含むと塩味を感じます。フレッシュな下記とぜひ合わせてみたいと思えるのですが、シトロンというよりグレーピーな感じです。味わいはうまみ成分を感じます。
この地域はフランスで一番長いロワール川の一番大西洋側の地区「ペイ・ナンテ」です。もちろん典型的な海洋性気候…つまりは夏は温暖で冬でも比較的穏やかで夏と仏の気温差が内陸に比べると小さく、降雨は一年を通じてありますが激しく降ることは少ない産地。[Sur Lie(シュール・リー) ]とは、アルコール発酵した後に澱(おり)とともに翌年の3/1まで熟成させたときに表記できます。
Kazukuni Urushiyama 漆山和邦
Faiground Wine bar & Gallery 下北沢
03-3464-4641
Google Map 世田谷区北沢2-3-12 友和ビルB1
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