中野のバーテンダーが選ぶんだ2020冬に飲みたいシングモルト 5選 / Navel

ジントニックは楽しんでいただけておりますでしょうか？

少しづつ寒さが増していきますね。
秋は、どこへ行ったのでしょうか？ここ数年は、秋の期間が短い気がしております。

さて、寒くなってくると尚更美味しく感じるのがシングルモルトたち。
うん。美味しいですよね。
そんな冬に楽しんでもらいたいシングルモルトを五本選んだのでお試しくださいませ。

• Clynelish 9y Whisky Trail クライヌリッシュ 9年 ウイスキートレイル
• Ardmore 9y Berry Bros & Rudd アードモア 9年 ベリーブラザーズ＆ラッド
• Caol ila 7y Whisky Trail カリラ 7年 ウイスキートレイル
• Glenlivet 10y Signatory Vintage グレンリベット 10y シグナトリーヴィンテージ
• Balmenach 11y Heart Brothers バルメニャック 11年 ハートブラザーズ

1. Clynelish 9y Whisky Trail クライヌリッシュ 9年 ウイスキートレイル

ジントニックで喉を潤した後にシングルモルト。
一杯目の紹介は、ウィスキートレイルがリリースしたクライヌリッシュ
クライヌリッシュらしい、オイリーさとセクシーな余韻は健在。
9年と若いのですが、若さを感じさせないバランス。
トップから、しっかりと王道の味わいを感じられて
さらに、広がる香りと味わい。
最初から、期待値を高めてくれる一本です。

2. Ardmore 9y Berry Bros & Rudd アードモア 9年 ベリーブラザーズ＆ラッド

BBR（ベリーブラザーズ＆ラッド）は元々ワイン商を営んでいる会社。
現在もワインは、扱いつつモルトでも有名になっております。
今回のアードモアは10年熟成。
特徴的には、アイラウィスキーが入っていた樽で熟成をかけているため
スモーキーフレーバーが香ってきます。
色合いは、ほんのりとライトめ。
アイラを感じれるフレーバーを楽しつつ、次のアイラへつなげて来れます。
そう、今日のおすすめは、五杯で流れを組んでみています。

3. Caol ila 7y Whisky Trail カリラ 7年 ウイスキートレイル

三杯めは、一杯め同様ウィスキートレイルからリリース。
カリラ9年熟成。
バーボン樽での熟成により、ほんのりと甘い香りがカリラの持つアイラフレーバーを支えます。
口中に広がる香りは、中位の余韻。
正直、長いわけではありません。がそれが、いいキレを感じさせてくれます。
次からは、一気に濃厚に。

4. Glenlivet 10y Signatory Vintage グレンリベット 10y シグナトリーヴィンテージ

シグナトリーヴィンテージからのリリース。
まだまだ他のボトラーから比べると若い会社なのかもしれませんが、十二分にいいモルトをリリースしてくれており
その品質に評価も高いと感じております。
今日、グレンリベットの10年熟成。今回は、若いものが多いのですが特筆すべきは、若いのにバランスがいいということでしょうか…
このグレンリベットも、バッツリとシェリー樽を味わわせてくれます…
色合いも、10年とは思えないくらいの濃さ…
そこまで使っていない樽を使用したのでしょう。
トップに、エステル香が来て
少しの時間で、甘やかな味わいに変化していきます。
余韻は、言わずもがなとても長く楽しめます。
チョコレートなどもそうですが、ドライフルーツなども合いますね。

5. Balmenach 11y Heart Brothers バルメニャック 11年 ハートブラザーズ

さて最後のおすすめです。
ハートブラザーズからのリリースされたバルメニャック。
濃い。色も味わいもかなり濃い。
これは、1日の締めにもぴったりです。
前述のグレンリベットと同様、シェリー樽熟成。
こちらは、心地よいほろ苦さと濃厚な干し葡萄感を感じ取れます。
そこに、少しのオレンジなど。
香ばしさもあるので、レーズンの入った焼き菓子を連想させてくれました。
ぜひ、締めに選んでみてください。

いかがでしたか？
今冬は、ジントニックに始まりシングルモルトで終わるバータイムで過ごしませんか？
暖かくしてお待ちしております！

Yuya Ohsawa  大澤裕也
Navel Craft gin & Cocktail  中野
03-5340-5808
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