人気のニューワールド各国より2021冬のオススメ5選 / 恵比寿 VinSanto

2021/11/09

ニューワールドワイン

当店ヴィンサントは店名でもありますイタリアトスカーナ州の甘口デザートワイン、ヴィンサント他、イタリアのワインを中心に揃えておりますが、イタリア以外のワインも定期的に試飲会で味を確かめた銘柄を仕入れております。
本日はニューワールドと呼ばれる国々のワインを中心にソムリエが厳選した5本をご紹介致します。

 

ニューワールドのワインとは?

ワインの話をしている時にしばしば耳にすることがあると思います、ニューワールドという言葉。
ワインの生産国は旧世界と新世界(ニューワールド)に分類されます、旧世界とはその名の通り古くからワイン作りを行なってきたヨーロッパ各国、逆にニューワールドはワイン新興国にあたるヨーロッパ以外の国を指します。

旧世界の国々はフランス、ドイツ、イタリア、スペインを初めとしたワインと言えば誰でも想像するようなメジャー各国からオーストリア、ハンガリー、ギリシャなども旧世界に入ります。
ニューワールドはヨーロッパ以外と言ってしまえば他の国全てを指してしまいますが、中でもワイン生産が盛んな国としてはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカ、カナダなどが代表的なところでしょうか。
それとわが国日本も勿論ニューワールドに数えられますね。

ニューワールドワインの特徴としては、大量生産出来るワイナリーが多いこともありコストパフォーマンスの高さが魅力であったり、新興国ゆえにワインに関する法律や規制等がまだまだ未整備の状態であるため、生産者が様々なチャレンジを行うことができ、今までにないような面白いワインが産み出されることもあります。
非常に選ぶ楽しみがある、それがニューワールドのワインたちなのです。

 

Nottetempo 100% Barrique Salento Chardonnay 2018
ノッテテンポ 100%バリック サレンシャルドネ 2018

ノッテテンポ 100%バリック サレンシャルドネ 2018

こちらは今回ご紹介する中で唯一のイタリアワイン、ニューワールドもオススメですがやはり当店ヴィンサントといえばイタリアワインは外すことは出来ませんからね。

こちらは南イタリア、プーリア州で作られる白ワイン。プーリア州といえばイタリア半島をブーツの形で例えた時のちょうどカカトの部分にあたる州なので覚えやすいかもしれませんね。
葡萄の品種はシャルドネ 、このシャルドネという葡萄名は皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
世界中で栽培されている白葡萄なんですが、面白いのがこのシャルドネという葡萄で作られるワインや産地や作り方によって同じシャルドネでも全然違う味わいのワインに仕上がるのです。
環境によってカメレオンのように変化する、ある意味究極の無個性がシャルドネという葡萄なのです。面白いですよね。

こちらは南イタリアの太陽をたっぷり受けた果実味と、しっかりと樽熟成を行うことにより樽由来の甘さやスモーキーフレーバーが合わさった高級感漂う一本。
お食事後にBARでワイン単体でゆっくりと楽しむにももってこいのワインです。

 

Palliser estate Pencarrow Chardonnay 2019
パリサーエステート ペンカロウ シャルドネ 2019

パリサーエステート ペンカロウ シャルドネ 2019

ニュージーランドのワイナリー、パリサーエステートのシャルドネ です。
同じシャルドネ 100%ワインなので先ほどのイタリアワインと飲み比べてみても面白いですね。
パリサーエステートは20年以上の歴史があるニュージーランドでは有名な作り手の一つ、プレミアムワインのシリーズ・エステートと、フルーティーで気軽に楽しめるカジュアルシリーズ・ペンカロウの2つのシリーズをリリースしています。
こちらはペンカロウシリーズのシャルドネで、グレープフルーツやレモンの柑橘の香りにかすかなバニラ香を持ったエレガントながらもクセのない親しみやすい一本。

 

Nahuen Reserva especial PinotNoir 2019
ナウエン レザルヴァエスペシアル ピノノワール 2019

ナウエン レザルヴァエスペシアル ピノノワール 2019

お次はチリのワインをご紹介です。
チリもニューワールドの中では特にワイン生産量の多い国で、コストパフォーマンスに優れたワインが多いことからもチリワイン好きの方はとても多いですね。

こちらのナウエンは、チリの先住民の言語でエネルギーの意味でチリのワイン醸造家と葡萄の栽培醸造家がタッグを組んでプロデュースするブランドです。
ピノノワールの栽培に適したイタタヴァレー沿岸の畑で、チェリーやブルーベリーの香りに滑らかなタンニンが優しい口当たりで非常に飲み口軽い赤ワインです。

 

District 7 Cabernet sauvignon 2016
ディストリクト7 カベルネソーヴォニヨン 2016

ディストリクト7 カベルネソーヴォニヨン 2016

次にご紹介するのはアメリカの赤ワインです。
アメリカもニューワールドワインの中でも今やトップクラスと言っても過言ではないほどに成長を遂げ今やワイン大国。
カリフォルニアやナパ、ソノマといったワイン銘醸地での成功やカルト的な人気を誇るワイナリーの存在など、アメリカワインの勢いはいまも止まることを知らないほど。

こちらのディストリクト7はカリフォルニア州にある17の葡萄栽培エリアの7番目にあたるモントレーカウンティーがこのワインの生産地であることから付けられた名前。
ワイナリーのシャイドヴァンヤーズは豊富な資金力を持っており、最新鋭の技術をワイン作りにも導入。
例えばGPSを用いた土壌・地勢のデータ化やウェブカメラによる畑のリアルタイム監視など、ユニークな取り組みを行っています。
どっしりとした凝縮感と果実の重量感がフルボディな味わい、アメリカのカベルネのお手本のような一本です。

 

Koyama noble Riesling 2018
コヤマノーブル リースリング 2018

コヤマノーブル リースリング 2018

最後にご紹介するのは甘口のデザートワインです。

コヤマワインズは日本人醸造家・小山竜宇さんがニュージーランドにて2009年に設立したワイナリー、ラベルに描かれているドラゴンのエチケットは竜宇さんの名前からとったそう。
日本人が遠くニュージーランドの地でワイン作りを行っているなんてなんとも感慨深いですよね、実はニュージーランドで活躍する日本人醸造家は小山さんだけではなく、クスダワインズの楠田さん、サトウワインズの佐藤さん、キムラセラーズの木村さんと沢山の日本人醸造家がニュージーランドでワインを作っているんです。
興味のある方は是非こちらもチェックしてみてくださいね。

こちらのノーブルリースリングは甘口のデザートワイン、白い花やジャスミンなどのフローラルなアロマが上品な香り。繊細で凝縮感のある果実味、酸味がバランスよくスッキリと楽しめるデザートワイン、オススメです。

 

Naoshi Morioka  森岡尚史

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