ロメオyジュリエッタ ハバナ(キューバ)シガー ブランド解説 / 吉祥寺 Vision

2022/11/29

ロメオイジュリエッタ

キューバシガーのブランド紹介をしていきたいと思います。
今回はロメオyジュリエッタをご紹介します。

 

ロメオyジュリエッタのデータ

創業年:1875年
工場:ロメオyジュリエッタ
分類:グローバルブランド
強さ:ミディアム

 

ロメオyジュリエッタの解説

ロメオyジュリエッタは1875年創業のブランド。
資料によると1897年から製造を開始となっているようです。
その当時からヴェルタ・アバホの高品質な葉を使用して巻かれていたシガーです。
創業はスペイン人のイノセンシオ・アルバレスで、その後ブランドはソシエダ・ロドリゲス・アルゲジェス・イ・コンパニアの所有となります。
所有者はホセ・ロドリゲスで、快活で話し好きの性格からドン・ペピンの愛称で呼ばれており、その人脈と尽力によりブランドを有名にする努力をしました。
その後、ソシエダ・ロドリゲス・アルゲジェス・イ・コンパニアは解散し、ドン・ペピンは1903年にロメオyジュリエッタ工場を設立しました。
翌年の1904年にハバナの中心部のベラスコアイン通りとピルトュデス通りの角の新しい建物に本社を構えます。
ロメオyジュリエッタ工場は、スペイン女優マリア・ゲレロと、ドン・ペピンにちなんだブランドの「マリア・ゲレロ」「ドン・ペピン」を中心に生産され、成功を収めていました。
1935年にドン・ペピンが亡くなると、甥のイボリト・ガルシア・ロドリゲスが会社を引き継ぎます。
この人物は働き者で工場の繁栄と質の維持を熟知しており、ブランドの拡大に大きく貢献しました。

現在、ロメオyジュリエッタは、ベラスコアイン通りとペニャルバール通りの角にある設備の整った工場で生産が行われており、今もヴェルタ・アバホの上質な葉で製造を続けています。

ロメオyジュリエッタはその名前のとおり「ロミオとジュリエット」の物語から来ており、これは工場で働く人達の生産能力を上げるために工場で本を朗読するのですが、職人から特に人気の物語だったことにちなんでいます。

 

ロメオyジュリエッタの代表的なサイズ

ロメオyジュリエッタ ペティコロナ

ロメオyジュリエッタ ペティコロナ
ビトラ(規格名):マレーバ
サイズ:129mm×16.67mm リングゲージ42

モンテクリストNo4と同じく、シガーを吸ったことがないお客様が1本目にチャレンジすることの多い1本。サイズも値段もお手頃です。
比較的シガーの葉の甘さを感じやすく、とっつきやすい印象のシガーです。

 

ロメオyジュリエッタ ショートチャーチル

ロメオyジュリエッタ ショートチャーチル
ビトラ:ロブスト
サイズ:124mm×19.84mm リングゲージ50

ロブストサイズで煙の量も多くなるのですが、太い分すっと煙が入ってくる吸いやすさと、ゆっくり吸うことで甘さが堪能できる1本です。

 

ロメオyジュリエッタ ワイドチャーチル

ロメオyジュリエッタ ワイドチャーチル
ビトラ:モンテスコ
サイズ:130mm×21.82mm リングゲージ55

ロブストよりさらに太くなり、なんとリングゲージ55というキューバシガーの中でもかなり太い部類に入るシガー。
パンチカットでゆっくり吸うと、甘さとスパイシーのバランスがよく感じられます。

 

Wataru Kobayashi  小林渉

Vision  Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map  武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
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