2023/05/21
当店ヴィンサントは、入口のウイスキーショップのボトル棚が隠し扉となっている、アメリカ禁酒法時代に流行した、スピークイージーというスタイルの隠れ家バーです。
ウイスキーは、スコッチのシングルモルトを中心に100種類以上ご用意。
ボトラーズの珍しいスコッチを中心に取り揃えておりますが、ビギナーの方でしたらまずは蒸溜所の個性を確かめる為にもオフィシャルボトルを抑えておくべき。
今回は王道のスコッチシングルモルトをご紹介致します。
華やかなウイスキーを作る、スコットランドはスペイサイド地域の中でも、シングルモルトのロールスロイスと形容される程のエレガントなウイスキー、マッカラン。
シングルモルトブームの時代では、誰もがBARでマッカランを飲んでいたと思います。
上品で濃厚、芳醇な味わいはマッカランならでは。ハイボールにすることで、更に香りと甘さが引き立つ極上のハイボールに仕上がります。
スコットランド、スペイサイド地域の蒸留所 グレンリベットです。
政府公認第1号の蒸留所としても有名なグレンリベット 、皆様も一度は名前くらい聞いたことがあるのではないでしょうか?
緑色のボトルが特徴的でしたが、ボトルデザインがリニューアルでシンプルな印象に変わりましたよね。
フルーティーで華やかな香り・味わいが特徴的でお手本のようなスペイサイドモルトです。
1815年創業の蒸留所で、名前の由来はゲール語で「広い入り江の美しい窪地」の意味があるラフロイグ。
ラフロイグは、ポートエレンや本土の精麦工場から35〜40ppmの麦芽を仕入れている他、フロアモルティングによる自家製麦も行っており、その自家製麦用のピートの採掘場が海藻の成分を多く含むらしく、そこから生まれる独特のフレーバーがラフロイグの特徴となっています。
よく、燻製や消毒、病院の香り、正露丸などと表現される唯一無二のフレーバーは、「好きな人は徹底的に好き。嫌いな人は徹底的に嫌い」と言われ、チャールズ皇太子が大好きで、プリンス・オブ・ウェールズのロイヤルワラントを持っています。
非常に男性的なアイラモルトの代表格ですね。
1815年創業の蒸留所で、アイラ島の住人のジョン・マクドゥーガルによって建設されたアードベグ。
それ以降マクドゥーガル家によって運営されてきましたが、1973年にハイラムウォーカー社とDCL社によって買収されました。
しかしながら1981年にウイスキー不況によって閉鎖が決定。
1997年にグレンモーレンジィ社が買収し、それ以降のモルトブームに乗り、挑戦的なボトルを多数リリースすることで復活。
現在は「アードベギャン」と言われる熱狂的なアードベッグファンを生み出している人気の蒸留所ですね。
名前の由来はゲール語で「小さな岩礁」。
ピートの強さは60PPMで、アイラ島で通常リリースされているものの中では(限定品など除く)最も強いことでも知られています。
ボウモア蒸留所は1779年創業と、現存するアイラ島の蒸留所では最も古い蒸留所です。
スコッチの全蒸留所でも2番目に古い、非常に歴史のある蒸留所なのです。
名前の由来はゲール語で「大いなる岩礁」。
ボウモアの特徴は伝統的なフロアモルティングを行っていることで、独自のピートの採掘場から取ったピートで乾燥を行っています。
採掘場がアイラ島中央部の高台にあるため、他の採掘場とは違う成分になっていることから、アイラの他のピートよりも穏やかな風味となっています。
フェノール値の強さは25〜30PPMで、アイラモルトの中では比較的ライトなほう。
麦芽由来の風味がピートに押されること無く、甘さとピートのバランスがとれた上品な味わいから「アイラの女王」などと称されます。
アイラビギナーの方はまず、このボウモアからスタートしてみるのもいいかもしれませんね。
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