当店ヴィンサントは、入口のウイスキーショップのボトル棚が隠し扉となっている、アメリカ禁酒法時代に流行した、スピークイージーというスタイルの隠れ家バーです。
ワインはイタリアワインを中心にラインナップしておりますが、各種試飲会にソムリエが出向き、厳選した仕入を行っているので、スポットでイタリア以外の国のワインも入荷しております。
今回はソムリエ厳選の、注目のニューワールドワイン・南アフリカのワインをご紹介致します。
クローヌは、南アフリカで2番目に古いとされる歴史ある家族経営のワイナリー。
こちらのスパークリングワインは、瓶内2次発酵にルミアージュと、シャンパーニュと同様の製法で丁寧に作られます。
シャルドネをメインにピノノワール、ピノブランをブレンド。
きめ細かい泡立ちに上品な口当たり、クリーミーでトーストやバターのようなコクのある香りは正にシャンパーニュのよう。
泡好きのワインラバーも納得のクオリティです。
南アフリカの有名なワイン生産地、ステレンボッシュ地区の中でも名門ワイナリーとして広大な畑を所有するステランラスト。
シュナンブランは南アフリカを代表する白葡萄品種、こちらのワイナリーでは樹齢の長いシュナンブランから丁寧にワインを作っており、その味わいは高級シャルドネワインを思わせるような仕上がりに。
ミディアムボディでしっかりとした酸、果実味がバランスよくリッチな味わいの白ワイン。
樽熟成の飲み応えある白ワインは、涼しくなってきたこれからの時期に特にオススメですね。
ロングリッジは、ステレンボッシュ地区の南、ヘルダーバーグ山脈の斜面に位置するワイナリー。
こちらは自然農法に拘ったワイナリーで、テロワール主義・オーガニックで人も環境も健康であることをコンセプトにワイン作りに取り組んでいます。
健康や環境への配慮が特に注目される昨今、オーガニック&ビオディナミのワインはワインラバーならずとも要チェックですよね。
こちらのピノタージュは南アフリカの固有品種で、ピノノワールとサンソーの人工交配によって誕生した黒葡萄。
ピノノワールのような繊細で綺麗な酸がありつつ、スパイスやベリー、ややスモーキーフレーバーなど複雑な香りを楽しむことが出来る一本です。
同じくロングリッジから、こちらはピノノワールの赤ワイン。
単一畑のオーガニック農法で育てられたピノノワールのみを使用、その土地のテロワールを表現する為に自然な醸造方法で作られます。
柔らかい酸、優しいタンニンのミディアムボディで非常にフルーティーな一本。
お食事との相性も抜群、当店であれば生ハムサラミの盛り合わせや、鴨肉のローストと合わせてお楽しみ頂きたいですね。
Naoshi Morioka 森岡尚史
VinSanto Bar & Whisky shop 恵比寿
03-3464-4641
Google Map 渋谷区恵比寿西2-1-7
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