グレンファークラス蒸留所 105 カスクストレングス 60度のモルトウイスキー / 代々木上原 Whisky Gibier

グレンファークラス105

 

Glenfarclas 105
グレンファークラス 105

鉄の女、かのサッチャー元首相も愛飲していたと言われるウイスキー、それがこのグレンファークラス105です。

グレンファークラス蒸留所は1836年創業。名称はゲール語で「緑の草が生い茂る谷間」を意味し、その名の通りベンリネス山の麓の峡谷、スペイ川流域の広々とした草原の中と、美しい自然に囲まれた地に誕生しました。

今では数少ない代々親族による経営。
ピート層を通るベンリネス山の雪解け水を仕込み水として使用、スペイサイドで最も大きいポットスチルでの直火焚き、シェリー樽での熟成などの製法にこだわり、長く愛されるウイスキーが受け継がれてきました。

ブレンド用の原酒としては造っておらず、ボトラーズからのリリースも極端に少ないことも特徴。}
シングルモルトの個性に誇りと自信を持っている蒸留所と言えるのではないでしょうか。

そんなグレンファークラス蒸留所がリリースするこちらのボトル。
105という数字はブリティッシュプルーフでアルコール度数を示しており、換算すると約60度。
加水調整の施されていないカスクストレングスです。
そのためアロマは芳醇でフルーティーですが力強くどっしりとした飲みごたえ。
シェリー樽由来の葡萄を思わせる甘味とほのかな酸味に加え、土のようなニュアンスも潜んでおり、フィニッシュは意外にもすっきりとしています。

60度という高い数値をそこまで感じさせない上品さとキレを兼ね備えた逸品。
是非ストレートでどうぞ。

 

Keisuk Kosaka 小坂啓輔

Whisky Gibier Bar&Shop
代々木上原/東京都渋谷区西原3-21-1 1F2号
03-3466-2640
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