2024/03/10
3月17日はなんの日かご存知でしょうか?
セントパトリックデーというアイルランド最大のお祭りなのです。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人パトリックの命日である3月17日には、アイルランド全体が緑色に染まり盛り上がります。
日本でもアイリッシュパブなどを中心にじわじわと認知度が高まり、最近では各所でイベントなども開催されるようになってきました。
当店でも3月16・17日の2日間はセントパトリックデーをお祝いするオープンハウスイベント。
隠し扉を開放、緑色を身に付けてアイリッシュウイスキーやアイルランドの伝統料理で盛り上がります。
というわけで、今回はアイルランドのウイスキー・アイリッシュウイスキーのオススメを5選ご紹介致します。
アイリッシュウイスキーの定番中の定番と言えばこのジェムソン。
日本でも非常に人気の高いブランドなので皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
こちらのブラックバレルは、グレーンとシングルポットウイスキーを3回蒸溜。
その後2度にわたりチャーリング(焦がす)した樽でじっくりと熟成されます。
これにより、バニラやトフィーの甘い香りと奥深さ、コクとスパイシーさが加わったアイリッシュウイスキーに仕上がっています。
ジェムソンのスタンダードが非常にライトでスムースなので、こちらはよりウイスキーを飲み慣れた方にオススメ。
ブッシュミルズ はアイルランド北部、アントリム州に存在する蒸溜所です。
その創業はなんと1608年と言われており、400年以上の歴史を誇るアイルランド最古の蒸溜所とも。
ノンピートのアイルランド産大麦100%使用にこだわり、スムースでクセのないウイスキー作りを信条としています。
こちらの10年はグレーンをブレンドしないシングルモルト、伝統の3回蒸溜を経てバーボン樽で10年以上熟成。
ハチミツやバニラなど複雑な香り、味わい。ストレートはもちろんハイボールでも華やかに仕上がります
アイリッシュウイスキー・ティーリングより、新しい限定シリーズ・ワンダーズオブウッドシリーズの第一弾となるヴァージンチンカピンオークです。
この新しいシリーズは、その名の通りフィニッシュの熟成に使う樽の木の素材にこだわりアイリッシュウイスキーに新しいテイストを加えるという実験的なシリーズ。
ヴァージンチンカピンオークという、ちょっとあまり聞いたことがないような北米原産の木材を使用。
トフィーやバタースコッチなどの甘い香り、木のタンニン、スパイス。
拘りの木材のニュアンスを感じてみて下さい。
同じくティーリングのワンダーズオブウッドシリーズから最新作、第二弾はポルトガルオークの木材を使用。
梅酒やプラム、ベリーなどの香りに上品な酸味。
やはり木のタンニンもしっかりと感じることが出来ます。
味わいはソフトで穏やか、ベリー系のフルーツ、甘味と酸味が上品に広がります。
ティーリングは非常にチャレンジングな蒸溜所で、面白いシリーズに色々と挑戦しているのでモルトファンは要チェックのアイリッシュ蒸溜所ですね。
第一弾のチンカピンオークと並べて飲み比べもおすすめです。
台湾のボトラーズ、ウイスキーエイジ。
話題のシリーズなどを続々と手掛け徐々に世界的な認知度を上げており、2021年から独自のカスクセレクションブランド・Whisky ageを発表。
ますます注目のアジアボトラーズの一つですね。
クーリー蒸溜所は1987年創業の比較的新しいアイルランドの蒸溜所ですが、アイリッシュの革命児と呼ばれる前衛的なウイスキー作りに定評がありIWSC(インターナショナルワインスピリッツコンペディション)受賞経験もある実力派です。
アイリッシュでは異例のピーテッドウイスキー・カネマラを始めキルベガン、グリーノア、ターコネルなど様々なブランドをリリースしています。
こちらのボスキャットシリーズは可愛らしいねこのキャラクターが特徴的なラベル、実は絵の外ではマシュマロを使っています。
このマシュマロの柔らかく甘い味わいがウイスキーとリンクしているんだとか、小技が効いてますよね。青リンゴや洋梨、バナナのフルーティーな香りにマシュマロの優しい甘さ。
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2023年11月12日
WHISKY BAR VinSanto Irish whiskey
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