国産リキュール 伊勢屋酒造 スカーレット ザ ファースト / 代々木上原 Canned Crab Bar

スカーレット

小田急線・東急メトロ千代田線の代々木上原駅東口から徒歩2分。
Canned Crab Bar (通称カニカン)の店長代行、松尾です。

2021年11月16日に、伊勢屋酒造より国産のアマーロリキュールが新発売され、当店でも早速新入荷致しました!

 

Scarlet  The First Iseya Distillery
スカーレット ザ・ファースト 伊勢屋酒造

伊勢屋酒造は、神奈川県相模原市緑区(東京都と山梨県の境目にあり、都内からは電車で 約1時間ほどの場所)に位置します。
甲州街道9番目の宿場町小原に現存する、築100年の古民家を再生し製造場で造られるリキュールの製造方法は古典的で、また、製造から瓶詰まで全てハンドメイドで行われています。

代表を務めるは元永達也氏。バーテンダーとして国内はもちろん、世界中で活躍されておりました。
渋谷のモルトバー「Caol Ila」を経て、新宿 「ベンフィディック」や台湾「和酒」、中国のゴールデンプロミスの姉妹店「ウイスキーキャット」にて勤務。
その後、ヨーロッパを周遊中にスコットランドの蒸留所を始め70カ所ほど見学された元永氏は、造り手の奥深さ、その土地の風土を生かしたお酒または農業の有様を体験、目の当たりにしました。
特に、フランスとスイスの国境に位置するポンタルリエ、スイスの町(トラヴェール)の自然や人柄に魅了されたそうで、こういった経験から伊勢屋酒造を発足、スカーレットを発売する今日に至ります。

さて、スカーレットはどんなリキュールかといいますと、ズバリ、”アマーロ”です。
アマーロ(Amaro)とは、イタリア語で”苦い”を意味し、”苦味”を帯びたリキュールの総称で、日本にも古来より「良薬口に苦し」という言葉があるように、薬として何がしかの効能を求め製造された歴史がありました。現在では嗜好品としてカクテルカルチャーに必須のアイテムとなっているアマーロ。聴き馴染みのある商品でいいますと、カンパリやフェルネットブランカあたりでしょうか。

今回ご紹介のスカーレットは、1800年代のアマーロのレシピ等を参考に、なんと20種類以上ものボタニカルを用いているのですが、何処か日本らしさが感じられます。それは日本で生まれた草根木皮を使用しているから、といわれています。

スカーレットとは、ご存知の通り、日本の緋色(ひいろ)のことでコチニール貝殻虫から抽出された動物性の色の名称。とても美しい赤みを帯びたリキュールは、日本にもそうそう見ません。
これからの国産リキュールの歴史とカクテルシーンに、スカーレットは欠かせない存在になってくるのではないでしょうか。
当店にご用意がございますので、ぜひご賞味くださいませ。

 

Sho Matsuo  松尾捷

Canned Crab Bar  & Wagon 代々木上原
03-3466-2640
Google Map  渋谷区西原3-21-1 1F2号
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